EU諸国、ガス共有計画を「共産主義」と非難
https://www.rt.com/business/558586-hungary-eu-gas-sharing/
2022年7月7日 15:55
ハンガリーの税金で購入したガスは国内で使用されるべきだ。
エネルギー危機が深刻化する中、EU加盟国が貯蔵する天然ガスをすべて共有するよう提案したことについて、ハンガリーがEUに対して怒りをあらわにしたという。
メディアが木曜日に報じたところによると、ペーター・シヤルト外相は、欧州人民党(EPP)が提案した「拘束力のあるエネルギーの連帯」を強制する提案を強く批判した。
"ハンガリーのガス貯蔵施設はハンガリーの財産のままであり、ハンガリーの納税者のお金で購入したハンガリーのガス貯蔵施設のガスをハンガリーで使用する。" とシジャールト氏は語ったという。
EPPのマンフレッド・ウェーバー委員長は今月初め、ドイツ紙ターゲシュピーゲルに、EUには "貯蔵タンクに入っているガスをどう処理するかについて、みんなが自分のことだけに目を向けないように、拘束力のあるメカニズムが必要だ "と語った。
「ウェーバーの提案は、どこか共産主義を思い起こさせる」とシジャールトは語った。
ハンガリーは昨年、ロシアのエネルギー大手ガスプロム社と15年間の契約を結び、トルコストリーム・パイプラインや南東ヨーロッパの他のガスパイプラインを通じて天然ガスの供給を受けることになった。
現在、ヨーロッパ大陸は、ロシアに対する制裁措置が大きな原因となり、エネルギー危機に直面している。この制裁により、ドイツへのロシア産ガスの流入が大幅に減少し、その結果、ガス価格が上昇し、来るべき冬に深刻な危機が訪れると警告されているのである。
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