元ロシア大統領、ウクライナの損失に関するツイートを削除したEUを笑う

https://www.rt.com/news/567438-medvedev-leyen-ukraine-censorship/

2022年11月30日 15:56

ウクライナの犠牲者に言及したツイートを削除した欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長の自己検閲は「屈辱的」だと、ロシアのドミトリー・メドベージェフ元大統領が20日に述べた。

メドベージェフ元ロシア大統領は、このツイート削除により、欧州連合（EU）がアメリカの傀儡に過ぎないことが示されたと述べた。

「アシュラおばさんがワシントンの上司に頭を叩かれた。痛そうだ。屈辱的だ。EUは存在しない。あるのは51番目の（米国の）州だ。」とメドベージェフ氏はVKに投稿している。

EU執行機関の大統領は演説で、これまでの戦闘で10万人のウクライナ兵が死亡し、2万人の民間人が死亡したと主張していた。しかし、その直後、フォン・デア・ライエンのアカウントにあったそれに関するツイートは消えた。また、欧州委員会のウェブサイトに掲載された演説の記録からもこの言及は削除され、ECがソーシャルメディアで共有した動画も再編集された。

この自己検閲はその後確認され、ダナ・スピナント報道官は、この数字は「外部情報源」からの「推定」であり、死傷者を合わせたすべての犠牲者を指していると述べた。スピナントはまた、フォン・デア・ライエンの元のスピーチの「不正確さを指摘」したすべての人に感謝した。

メドベージェフは、2008年から2012年までロシアの大統領を務め、その後2020年まで首相を務め、国家安全保障会議副議長のポストを引き受けた。

ロシアのウクライナでの軍事作戦開始以来、西側諸国を率直に批判してきた。火曜日には、NATOは「犯罪的存在」であり、人道に対する罪を悔い改めて解散すべきであると述べた。今週初めには、自身のテレグラムアカウントで、EUと米国の「結婚」は、ワシントンの「経済的不正行為」によって離婚に向かうとコメントした。