モスクワ、キエフのATACMS攻撃に対応準備
https://www.rt.com/russia/608226-moscow-mod-response-strike/
2024年11月26日 13:30
ウクライナは過去3日間、ロシアのクルスク地方の標的に、米国から供与された長距離ミサイルを数発発射した、と同省は発表した。
ロシア国防省が火曜日に発表したところによると、ロシアはクルスク地方に対するウクライナのATACMS攻撃への対応を準備している。先週、ジョー・バイデン米大統領はキエフに対し、国際的に承認されたロシアの国境奥深く 、米国が供給する長距離ミサイルを使用することを許可した。
ロシア国防省はテレグラムの公式声明で、過去3日間にウクライナ軍が西側兵器を使用してクルスク地方に2回の長距離攻撃を行ったと報告した。
11月23日、キエフはクルスク市の北西約37kmにあるロタリョフカ村に、S-400対空ミサイル師団の位置を狙って5発の長距離ATACMSミサイルを発射したと報じられた。同省によると、この攻撃で3人が負傷し、レーダーが損傷した。
さらに11月25日、キエフはハリーノ村に近いクルスク=ヴォストーチヌイ飛行場にさらに8発のATACMSを発射した。ミサイルのうち7発は、S-400ミサイル防衛システムとパンツィール防空ミサイル・砲システムを使って撃墜された。ミサイルのうち1発は目標に到達し、2人の軍人が負傷し、施設はわずかに損傷した。
同省は、キエフ軍が米国から供与されたATACMSミサイルを使って攻撃を行ったことが、標的地域の検査で確実に確認されたと述べた。同省はまた、米国製ロケットの残骸とされる写真を数枚公表した。
ロシア国防省は状況を監視し、対応策を準備している。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、バイデンがキエフにATACMSの使用を許可したことへの対抗措置として、同国の新型極超音速弾道ミサイル「オレシュニク」の配備を発表した。核弾頭を搭載可能なロシアの新兵器は、ドニエプロペトロフスク市のウクライナ軍産業施設に対して使用された。
プーチンは、この攻撃を最新鋭兵器の戦闘テストと呼び、状況によってはこのようなテストが継続されると警告し、キエフとその外国の支援者による攻撃的な行動のさらなるエスカレートに対して、ロシアは断固とした態度で鏡のように対応すると述べた。
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