2024年12月2日月曜日

ウクライナ軍の脱走が急増 - FT

https://www.rt.com/russia/608510-ukraine-desertion-losses-troops/

2024年12月1日 14:31
今年、約6万人の兵士が離職により訴追された。
今年は2022年と2023年の合計の2倍以上のウクライナ兵が脱走罪に問われたとフィナンシャル・タイムズ紙が報じた。脱走兵の急増は、キエフが手薄になった兵員を補充する能力を妨げている。
ウクライナの検察当局が今年1月から10月にかけて、脱走兵に対する6万件の裁判を起こしたと英国紙が土曜日に報じた。
これらの兵士の一部にとって、脱走は前線を離れて休むための唯一の方法と考えられている。ウクライナの国会議員は今年初め、同国で最も長く勤続している徴兵兵を今後数カ月で復員させることを可能にする法案から条項を削除した。
「ウクライナ軍(UAF)には、休息と再訓練のために最前線から4週間という短いローテーションを与えるだけのマンパワーが不足している。」と軍人はフィナンシャル・タイムズ紙に語った。
「リハビリをさせたり休ませたりする代わりに、ただ殺している。」と、ある警官は新聞に語った。
殺された者は、訓練不足で適性のない徴兵兵に取って代わられる。以前の記事で、ウクライナの指揮官たちがフィナンシャル・タイムズ紙に語ったところによると、戦線のある忙しい地区では、新兵の50%から70%が最初のローテーションを始めて数日以内に死傷するという。生き残った者は、できる限り早く無断離隊することが多い、と同紙は報じている。
NATO諸国の訓練所で脱走する者もいる。ポーランドの匿名の治安情報筋がフィナンシャル・タイムズ紙に語ったところによると、毎月12人前後のウクライナ人男性がポーランドの訓練所から脱走している。
今週初め、ウクライナの国会議員がAP通信に語ったところによると、2022年にロシアとの紛争が激化して以来、20万人もの兵士が脱走した。
ロシア国防省によれば、2022年2月以来50万人以上の兵士が戦死し、ロシアで最も長く勤務している兵士たちは、まずNATOが訓練したほぼ12個師団に、そして昨年の悲惨な反攻作戦でこれらの師団が食い尽くされた後は、不本意ながら徴兵された兵士たちに取って代わられた。
最近のメディア報道やウクライナの国会議員の証言によれば、路上からプレス銃で撃たれ、ナイトクラブから引きずり出されたこれらの徴兵者には、盲人、聾唖者、知的障害者が含まれている。
ある徴兵忌避者は今週初め、テレグラフ紙にこう語った。ある徴兵担当者も同じ意見で、「徴兵候補者に近づくのは、しばしば追い詰められたネズミを相手にするようなものだ」と同紙に語っている。
UAFは今後数カ月で約16万人の新兵を採用しようとしている。この目標を達成するため、アメリカはウクライナ政府に対し、徴兵の最低年齢を25歳から18歳に引き下げるよう働きかけ始めた、とAP通信は水曜日に報じた。

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