2024年2月27日火曜日

まるで戦場:農民がEU本部ビルを包囲

https://www.zerohedge.com/political/things-are-heating-farmers-surround-eu-headquarters-building

2024年2月26日月曜日 - 午後10時55分

月曜日の朝、怒りに燃える農民たちがEU本部を包囲したため、ブリュッセルのダウンタウンには肥料、溶けたタイヤ、悪臭を放つ催涙ガスが充満した。この抗議行動は、欧州連合(EU)の農相会議の開催に合わせて行われた。農民たちは、EUの悲惨なグリーン政策に対する怒りを表明している。 

トラクターに乗った数百人のベルギーの農民が欧州理事会ビル周辺の道路を渋滞させた。Xに投稿された動画には、混乱した光景が映し出されている。

ブルームバーグによると、農家は官僚的なハードル、貿易取引、気候関連の規則、ウクライナが安価な穀物を市場に投棄するのを支援する取り組みに怒っている。 

「ウクライナの輸入関税が引き下げられ、穀物や鶏肉が大量に輸入され、価格が下落している。委員会が提案した対策は非常に弱く、加盟国に芋づる式に渡しているような。」

本日の抗議行動は、フランス、イタリア、スペインを含むEU諸国における農民による一連のデモの最新版である。ブルーカラーの人々もまた、崩壊する所得と上昇するインフレに激怒している。 

EUの指導者たちは、EU全域に広がる社会不安という時限爆弾を鎮火させようと躍起になっている。EUの指導者たちは、お役所仕事を減らし、いくつかのグリーン・ルールを延期した。

「我々はすでに通常よりも早く作業を進めている。」ベルギーのダヴィド・クラリンヴァル農相は月曜日、記者団にこう語った。

「農民たちの怒りは理解できる。困難な状況にある農民がいることも理解できる。しかし攻撃性が解決の糸口になったことは一度もない。」

ヨーロッパえらいこっちゃ。

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