秘密メモ、ウクライナからの難民流入がもたらすリスクをEU諸国に警告
https://www.rt.com/news/555930-ireland-ukrainian-refugees-influx/
2022年5月22日 20:02
アイルランドに数万人のウクライナ人難民が到着すると、同国の「社会的結束と統合」が損なわれるリスクがあると、政府への極秘内閣メモが予測した。
土曜日にアイリッシュ・インディペンデント紙が掲載した記事によると、同国の閣僚は、ウクライナ紛争に対するアイルランドの現在の人道的対応レベルが、今後数週間で維持できなくなる可能性があると伝えられた。メモには、アイルランドに新たに移住してきた人々が、宿泊施設や教育、所得支援、雇用を得られずに放置される危険性があると強調されていたという。
特に危険なのは、ウクライナ難民の到着によって「社会的結束と統合」が損なわれかねない「貧困地域」の状況である。
同紙は、このメモを、最近新来者の大量流入に直面しているコミュニティに対する影響について、政府の最高レベルが懸念していることを示す、と評している。
Independent紙によると、最も大きな打撃を受けそうなのは、アイルランドの公共サービス、交通、旅行、観光産業である。難民支援は、「より広い範囲の人々」に影響を与える可能性がある。メモによれば、「人道的対応のモデルの持続不可能性、さらなる予算の圧迫、公共サービスへの需要の増加」(すでに「満たされない需要」があるものもある)などがある。
エメラルドの島に毎日250人の難民が到着すると仮定すると、近い将来、5,000人もの人々が宿無しになる可能性があると報告されている。また、宿泊施設の待ち時間も増加することが予測されている。
ロシアが2月下旬にウクライナに対する大規模な軍事作戦を開始して以来、全体で3万人以上がウクライナからアイルランドに到着している。そのうち、2万1000人以上が国からの宿泊施設を求めているという。同時に、アイルランドに到着した難民のうち、積極的に雇用されているのは2,000人未満である。
国連のデータによると、戦闘が勃発して以来、640万人以上がウクライナから逃れてきた。その大半、350万人近くが隣国のポーランドに向かった。ルーマニアとロシアはウクライナ難民の二大流入先となり、それぞれ90万人前後が流入している。
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