米国、イラン産原油の輸入禁止を解除か?ビトール
https://www.rt.com/business/556703-us-lift-iran-oil-ban/
2022年6月6日 16:00
バイデン大統領は、中間選挙を前に国内の燃料価格を抑制しようとしている。
独立系大手原油トレーダーのビトールによると、バイデン政権は、米国の中間選挙を控え、国内の燃料価格を抑制するため、制裁対象のイラン産原油をより多く世界市場に流入させる可能性があるという。
「もし中間選挙でガソリン価格を下げる必要があるなら、制裁された石油の流出に多少目をつぶることは、おそらくありえるだろう」と、ヴィトル・グループのアジア責任者マイク・ミュラー氏は日曜日に述べた。
非営利団体のアメリカ自動車協会(AAA)が先週発表したデータによると、昨年1月にジョー・バイデン大統領が就任して以来、米国ではガソリン価格が2倍に上昇した。世界の原油価格はここ数カ月、ロシアの輸出制限に煽られて上昇している。月曜日には、サウジアラビアがアジア向けに価格を引き上げ、原油は1バレル120ドルを記録した。
トランプ政権は2018年、イランの核開発プログラムへの懸念から、イランの石油、石油化学、海運などの分野に制裁を再強化した。テヘランと世界列強の協議は3月に行き詰まり、ミュラー氏によると、バイデン政権がテヘランと合意に至る窓はほぼ閉じているが、いずれにしてもイラン産原油の輸送を許可する可能性があるという。4月には、米国がロシアのタンカーが運ぶイラン産原油を差し押さえた。イランは現在、石油のほとんどを中国に輸出している。
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