ウクライナ政府が米国に「ガスレンダリング」供与を要請
https://news.antiwar.com/2022/07/26/ukraine-government-asks-us-to-provide-gas-lend-lease/
ウクライナ政府は火曜日、ウクライナがこの冬の暖房用に十分なガスを確保するために、米国から天然ガスを輸入する「貸し出し」プログラムをキエフに提供するようワシントンに要請したと、デニス・シュミハル首相は述べた。
これは、米国がウクライナにガスを供給し、後日代金を回収するというもので、ウクライナへの軍事援助を促進するために今年復活した第二次世界大戦時代のレンドリースプログラムと同様のものである。
シュミハル氏はテレグラムで、「我々の歴史の中で最も困難な冬に対する準備は続いており、この準備の中で、我々はあらゆるシナリオに対応できるよう、あらゆる可能なツールを探している」と書いている。
フォーリン・ポリシーによると、ウクライナ政府高官から提案されているのは、米国がウクライナに60億立方メートルの液化天然ガス(LNG)を2年間無報酬で提供するというものである。米国はLNGを欧州のターミナルに運び、そこからパイプラインでウクライナに輸送する。
ウクライナ国営ガス会社ナフトガスのユーリー・ビトレンコCEOは、今月初め、ワシントンでこの貸し出し案について話し合った。「彼らはそのようなアイデアを聞いて驚いていたが、好意的に受け止めてくれた」とビトレンコは語った。
60億立方メートルのLNGは、約80億ドルかかると推定されている。これまで米国はウクライナ戦争に540億ドルの支出を認めており、その半分以上が軍事援助である。しかし、現在の資金援助は9月30日までしか持たないため、米国はもっと支出すると予想される。
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