日本企業、ロシア事業の撤退を「急がない」模様
https://www.zerohedge.com/markets/japanese-companies-appear-be-no-rush-exit-operations-russia
水曜日、8月3日、2022 - 06:45 午前
突然だが、西側諸国と同盟を結んでいる誰もが、ロシアからの撤退を急いでいるわけではないようだ。制裁の効果がないためか、ロシアの生産能力に依存しているためか、あるいは単に無関心なためか、日本企業はロシアからの撤退を急がないようだ。
RTは今週、ジャパンタイムズの記事を引用して、「帰れなくなり、新しいサプライヤーを探さなければならなくなることへの恐れ」に駆られて、ロシアでの事業の中断や停止を発表した日本企業はない、と書いている。
ロシア・ウクライナ紛争が始まって以来、同国の上場日本企業168社のうち約4割が撤退の意向を表明していると記事は指摘する。しかし、その中で完全に撤退を表明しているのは5社のみである。残りの企業は、何らかの形で事業を停止しているという。
日本企業は、「重要な新興市場でのニッチを失うことへの懸念と、代替サプライヤーを見つけることの潜在的な困難さ」に基づいて行動している(この場合、行動しないこともある)、とRTは書いている。
日本がロシアで行っているプロジェクトには、三井物産と三菱商事がロシアの液化天然ガス(LNG)プロジェクト「サハリン2」に出資していることや、トヨタなどの自動車メーカーがロシアに進出していることが挙げられる。トヨタはロシアでの活動を停止しているが、まだロシアでの事業を閉鎖していないと報告書は指摘している。
また、エール大学の調査によると、イギリス、カナダ、アメリカでは、ロシアから事業を撤退する企業がそれぞれ46%、33%、27%であるのに対し、日本では5%程度にとどまっているとのことである。
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