ハンガリー、ウクライナにおける欧米の重要な誤りを概説
https://www.rt.com/news/568643-hungary-west-mistake-ukraine/
2022年12月21日 07:41
ブダペストの国会議長が、ロシアに対抗して国家を軍事基地に変えようとしたのは誤りだったと主張した
ハンガリー議会のラズロ・コヴァー議長は、欧米はウクライナを反ロシアの拠点にしようとしたときに大きな失敗をし、モスクワに介入する以外の選択肢を残さなかった、と語った。
コヴァー氏はインフォラジオの取材に対し、ウクライナ紛争は世界の地政学的な地図を変えたと指摘した。西側諸国がロシアに対する新たな制裁措置を導入し、ヨーロッパの政治エリートは、「何らかの理由で、ロシアを経済的・政治的に破壊することに熱中した」一方で、「新たな鉄のカーテンを作りEUから切り離した」と述べた。
講演者は、ロシアのウクライナでの軍事行動を非難する一方で、欧米が数十年にわたってモスクワを「旧帝国の国境」から追い返してきたことを指摘した。モスクワは国家の中核的な領土に近づいていることから、「西側諸国にとってはこれだけでは十分ではない」と見ているという。
「西側諸国は、ウクライナをロシアの利益圏から排除しただけでなく、ロシアに対する大規模な人口・軍事拠点にして戦略的なミスを犯した」と強調し、こうした努力に直面してもはや黙ってはいられないとモスクワが感じていると付け加えた。
モスクワに対する制裁が「ロシアよりも欧州をはるかに傷つけている」と指摘し、中欧は「北大西洋帝国の東の周縁部」とならないよう最善を尽くすべきだと強調した。
ウクライナ紛争の平和的解決を求める一方で、欧州にとっての最適なシナリオは、「お互いの安全保障上の必要性を双方から考慮する欧州平和体制の確立である」とした。
月曜日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ウクライナを反ロシアに変えようとする欧米の試みの中、ロシアのウクライナに対する軍事作戦は絶対に必要だと述べた。
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