トル「ワイ知らなんだ」
https://sputniknews.jp/20230925/17193259.html
カナダ議会、ゼレ演説に元ナチス親衛隊員を招待
2023年9月25日, 18:31 (更新: 2023年9月25日, 18:34)
ゼレがカナダ議会で演説した際、元ナチス親衛隊員だった98歳の老人が招待されたことがスキャンダルとなっている。批判を浴び議長は謝罪したが、ジャスティン・トルドー首相は「誰にも知らされていなかった」と釈明している。
渦中の人となっているのはウクライナ系カナダ人のヤロスラフ・フンカ(98)。ゼレがカナダ議会に訪れた際、第2次世界大戦中に「ウクライナの独立のためにロシアと戦った」人物として紹介された。
ところが、後にフンカがナチス・ドイツ親衛隊の「第14SS武装擲弾兵師団」に所属していたことが報じられた。この部隊は、ウクライナ民族主義者で構成されており、ソ連軍と戦っただけでなく、ユダヤ人、ポーランド人、ベラルーシ人、スロバキア人に対する残虐行為に加担したことで知られている。
報道を受け、国内のユダヤ人団体や野党勢力からは批判があがった。また、駐カナダ露大使館も、ナチスの英雄化とも捉えられる親衛隊員の招待について、カナダ政府に説明を求めた。
カナダ庶民院のアンソニー・ロタ議長は、内外の批判を受け謝罪。トルドー首相はロタ議長の謝罪を評価したものの、自身の責任は否定している。
「首相官邸にもウクライナの代表団にも、(フンカ氏の)招待については予め知らされていなかった。」
このうえでトルは、「自由なウクライナ」のための支援を継続すると強調した。
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