2023年10月17日火曜日

ロシアで「望ましくない団体」レッテルを貼られたソロスの中央ヨーロッパ大学

https://www.rt.com/russia/585085-ceu-soros-ngo-undesirable/

2023年10月16日 18:49

中央ヨーロッパ大学は「反ロシア的アジェンダ」を推進している、とモスクワは指摘した。

ロシアの検察総局は月曜日、ハンガリー系アメリカ人の大富豪ジョージ・ソロスが設立したオーストリアを拠点とする中央ヨーロッパ大学(CEU)を歓迎しない大学として指定した。

CEUの公式目標は、中央・東ヨーロッパの国々や旧ソビエト連邦の共和国において「開かれた社会と民主主義」の価値を促進することであるが、その努力は現在、ロシアの政治指導部とウクライナにおける軍事作戦の「信用を落とす」ことに集中している、と検事総長は述べた。

この「いわゆる教育的国際非政府組織」は、「ロシア国家の歴史を意図的に軽んじ、歪曲し、著名なロシアの科学者、作家、文化人の功績を軽視し、明らかに事実ではない世界の大混乱の責任はすべてロシアにあるという似非科学的主張を宣伝する」プログラムを数多く実施している。

これらのCEUのプログラムは、ウクライナにおけるロシアの「戦争犯罪」疑惑と「ロシアのプロパガンダ」に重点を置いて設計されており、"ロシアとその多国籍の人々への憎悪に満ちた反ロシアのアジェンダを世界のメディアに作り出す "ことに努めている、と検察は付け加えた。

ソロスによって1991年に設立され、彼のNGOネットワークによって資金提供されたCEUは、もともとブダペストにあり、米国認定の学位を提供していた。2018年10月、ハンガリー当局が認可の延長を拒否したため、同校はウィーンに移転すると発表した。同年初め、ソロスのオープン・ソサエティ財団は、"抑圧的な政治的・法的環境がますます強まっている "として、ハンガリーでの事業を終了した。

ロシアで好ましくないとされた団体は、その活動を禁止されることになる。国内にその団体の事務所があれば閉鎖しなければならないし、その団体とビジネスを行うことは、罰金や、犯罪を繰り返す場合には刑務所の対象となる。このようなレッテルを貼られた最初の団体は、2015年にアメリカ議会が出資するNED(National Endowment for Democracy)であった。


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