2023年11月6日月曜日

ロシアの弾道ミサイル、数千キロ離れた目標に命中

https://www.rt.com/russia/586620-russia-ballistic-missile-test-navy/

2023年11月 5日 10:16

ブラーバICBMが白海から発射され、カムチャッカに到達したと国防省が発表した。

ロシアの原子力潜水艦が弾道ミサイルの発射実験を行い、発射された弾丸は国の北部から最東部まで数千キロを移動したと国防省が発表した。

同日未明に発表された声明の中で、同省は、潜水艦「皇帝アレクサンドル3世」が「ブラーバ海上大陸間弾道ミサイルを白海からカムチャッカ半島のクラ試験場まで発射することに成功した」と述べた。ミサイルは水中で発射され、弾頭は予定通り目標に到達した、と声明は付け加えた。

この試験の結果、「皇帝アレクサンドル3世」が正式にロシア海軍に加わるかどうかが決まる。プロジェクト955ボレイの一部として建造された同艦は、2015年後半に起工され、2022年に進水した。艦隊には現在、このクラスの現役艦艇が3隻あり、さらに3隻が建造中である。

同省はまた、ミサイル発射の瞬間を捉えたビデオも公開しており、夜空に轟く大きな火の玉が炸裂た。

この船には、19世紀後半にロシアを統治したロシア皇帝の名前が冠されている。保守的な政策で知られるアレクサンドル3世は、在位中にロシアが大きな戦争をしなかったことから、「平和の使者」ニックネームで呼ばれた。

アレクサンドル3世は、「ロシアには陸軍と海軍2つの同盟国しかない」との言葉を残したことで知られる。

ロシア国防省によると、この潜水艦は最新式の魚雷と16発のブラーヴァ弾道ミサイルを搭載できる。2018年に就役した後者の兵器は、核弾頭を搭載することができ、国の核三重構造の将来の要と言われている。

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