元CIAアナリスト：西側はゼレに対する軍事クーデターを準備中

https://sputnikglobe.com/20231109/ex-cia-analyst-west-preparing-for-military-coup-against-zelensky-1114845253.html

ゼレは、西側が後釜となる人物を探しており、壁に文字が書かれている、と元CIA情報将校で国務省職員のラリー・ジョンソン氏はスプートニクのポッドキャスト「ニュールール」で語った。

ウクライナの舞台裏での闘争の兆候は、ゼレのノンストップ戦争計画に対するヴァレリー・ザルジニー元司令官の公然たる反抗、ザルジニーの側近の謎の死、ウクライナ大統領の来年の選挙実施の拒否などに現れている。

CIAのベテラン、ラリー・ジョンソンは、西側の "見えざる手 "がウクライナの政権交代を画策していると考えている。ジョンソンによれば、ザルジニがイギリスのマスコミに行った「膠着状態」のインタビューは、大統領官邸で大きな怒りを買ったが、これは偶然ではない。

「このような話は突然現れるものではない。」とジョンソン氏。ザルジニーの西側での知名度を上げるためにMI6が介入し、エコノミスト誌インタビューが実現した。ザルジニーはインタビューを受け、エコノミスト誌に論説を書いた。ザルジニーは3本のヒットを飛ばした。そして彼は、ウクライナから発信されたメッセージを台無しにしていると見なされた。」

ジョンソンによれば、司令官補佐官のゲンナジー・チャスティヤコフの死は、ウクライナの諜報機関SBUの妨害工作を匂わせている。

「誰かが彼に手榴弾を渡し、彼の息子がそれで遊んでいて、誤ってピンを抜いてしまい、爆発したと、いくつかの異なる証言で見た。妨害工作なのは確かだ。ゼレはウクライナ安全保障局（SBU）内で支持を得ており、ゼレがザルジニーを威嚇するためにこのようなメッセージを送った。」

ジョンソンによれば、ゼレの大きな問題はザルジニーではなく、ゼレが西側で支持を失っていることだ。

1週間前、タイム誌が2022年の『今年の人』としてゼレを表紙に取り上げ、彼を『ウィンストン・チャーチルの生まれ変わり』『偉大な軍事戦略家』と評した。彼は今、タイムで、最晩年のアドルフ・ヒトラーのように、妄想的で現実離れしており、狂っていると断じられた。英米の情報源からこの記事が出たということは、英米の政治体制がゼレの退路を準備している。ザルジニーは、英米がゼレの後釜にしたいのかもしれない。内紛が致命的になりつつある。罵り合いではなく、血の試合だ。」

ジョンソン氏は11月4日付のNBCニュースで、米欧の当局者が膠着状態に終止符を打つための「ロシアとの和平交渉」の可能性についてキエフ政権と「静かな対話」を始めたと報じたことに注目した。

西側の意思決定者たちは、ゼレに幻想を抱いていない。ジョンソン氏によれば、ゼレは大統領になる資格はゼロだったが、「ちんこでピアノを弾くコメディアンだった。」

「ザルジニーは、ロシアと交渉できる人物だ。ザルジニーは少なくとも、ウクライナと分裂する前のロシア軍メンバーと接触し、訓練を受けていた。」とジョンソン氏。

どうやら、ゼレはまだバランスを変えようとしているようだ。西側が民主的手続きを主張しているにもかかわらず、ゼレは来年の選挙を中止した。

ウクライナは勝っている、ロシアは負けている、プーチンは死につつある、プーチンは死んだ、経済はボロボロだ、ロシア軍は無能だ、といった情報操作は、いまや脇に置かれている。新しい情報作戦は、ウクライナには生き残るための人手がない、ゼレはこの作戦に喜んで参加しているわけではない、ゼレは何とか生き延びようと戦っている。ネオナチが、ロシアに対して融和的なジェスチャーを見せたら、ゼレを殺すと恐れているのだろう。」とジョンソン氏は語った。