ドイツ首相、ウクライナをレッドラインと命名
https://www.rt.com/news/594212-scholz-germany-taurus-ukraine/
2024年3月13日 14:57
オラフ・ショルツはロシアとの対立をエスカレートさせない姿勢を改めて強調した。
ドイツのオラフ・ショルツ首相は20日、連邦議会議員に対し、ウクライナにベルリンの長距離巡航ミサイル「タウルス」を配備することは承認しないと述べた。
キエフは前線での武器や弾薬の不足を声高に叫ぶようになっており、特にドイツ製のミサイルを長い間要求してきた。ショルツは、キエフがこの兵器の長距離射程を利用して、モスクワやサンクトペテルブルクを含むロシアの奥深くを攻撃し、紛争を悪化させる可能性があると警告し、難色を示している。
本会議で、ショルツは議員に対して、タウルスミサイルの提供は、私が首相として越えたくない一線であると、自身の姿勢を再確認した。
武器の運搬にはドイツ兵の関与がないことを確認する必要があり、タウルス・ミサイルの供給は問題外だ。
首相として、ドイツがこの戦争に巻き込まれないようにする責任がある。慎重さは、一部の人が考えるような弱さとは違う。
ウクライナへのタウルス・ミサイル供給の可能性は、ロシアのクリミア橋を破壊する可能性のある武器の使用についてドイツ軍幹部が議論している録音がRTに流出した。このリークによって、メドベージェフ前ロシア大統領はドイツがロシアとの紛争を準備していると非難したが、ベルリンはこれを否定している。
キエフに武器を供給することで、西側は紛争を長引かせているだけで、その結果には影響しないとモスクワは繰り返し警告している。ロシアは敵対行為を終結させ、和平交渉を開始することを望んでいるが、キエフにも支持者にもそのような意志は見られないという。
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