ミシガン選出下院議員、ガザの「広島・長崎」解決策を提案し非難を浴びる
2024年4月3日(水)午前10時40分
執筆者:Dave DeCamp via AntiWar.com,
ティム・ウォルバーグ下院議員(ミシガン州選出)が、ガザを「広島と長崎」のように扱うべきだと発言したことで非難を浴びている。「人道支援に一銭たりとも使うべきではない。長崎や広島のようにすべきだ。早く終わらせるべきだ。」
この大量虐殺発言は、ソーシャル・メディア上のビデオで表面化した。ウォルバーグ氏は、世界で唯一核爆弾が投下されたことのある2つの都市の名前を挙げることで、「比喩」を使ったのだと主張した。
「私は、イスラエルとウクライナの双方が、アメリカ軍を危険な目に遭わせることなく、できるだけ速やかに戦争に勝利する必要性を伝えるために比喩を使った。冷戦時代に育った子供として、核兵器の使用を擁護するのは最後の手段だ。私の推論は、報道されていることとは正反対である。これらの戦争が早く終われば、十字砲火に巻き込まれる罪のない人々の命が減る。」
イスラエル政府高官は、ガザでの民間人の大量殺戮を正当化するために、第二次世界大戦中のアメリカや連合国によるドイツや日本への爆撃を指摘してきた。軍事史家によれば、ガザでの破壊は、歴史上最も激しい爆撃を受けた場所であるドイツの都市の破壊に匹敵する。ウォルバーグは、広島と長崎に言及したことで、同じミシガン州の政治家たちから激しい批判を浴びた。その中には、イスラエルによるガザ空爆作戦で家族を失ったパレスチナ系アメリカ人のジャスティン・アマッシュ元議員も含まれている。アマッシュは、ウォルバーグの発言は「人間の苦しみにまったく無関心である。ガザの人々はわれわれの同胞であり、その多くは個人の力ではどうすることもできない恐ろしい状況に追い込まれている子どもたちだ。」
「彼が、正教会の教会に避難している私の親族を含め、何十万人もの罪のないパレスチナ人を抹殺すべきだと言うのは、非難に値するし、弁解の余地はない。」とアマッシュは続けた。
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