西側諸国は大規模な紛争を検討している - ロシアのスパイ長官
https://www.rt.com/russia/597588-naryshkin-west-escalate-conflict/
2024年5月14日 16:15
セルゲイ・ナリシキンによれば、アメリカやヨーロッパの政治家の中には、エスカレーションが自国の覇権を維持するのに役立つと考えている者もいるという。
ロシア対外情報庁(SVR)のセルゲイ・ナリシキン長官によれば、西側諸国の指導者の多くは、世界をより混乱に陥れれば、自分たちの覇権を維持できると考えている。
エマニュエル・マクロン仏大統領やバルト三国の政府高官らがここ数カ月、西側諸国の軍隊をウクライナに派遣する可能性を繰り返し示唆している中で、ロシア調査庁の声明が発表された。ロシアは、そのような動きは紛争をエスカレートさせると警告している。
ナリーシキン氏は火曜日の連邦評議会本会議で、「一部の欧州・大西洋諸国の政治家は、覇権を維持するために大規模な軍事衝突を引き起こす可能性があると考えている」という情報を入手したと述べた。
西側諸国が安全で自国の利益になると判断すれば、そのようなエスカレーションが実際に起こりうると考える強い理由があると指摘した。
もし団結すれば、核兵器の使用も含め、そのような紛争を引き起こすことを不可能にする可能性を秘めた、真に責任ある世界的、地域的プレーヤーが世界には存在することを、同スパイ局長は認めた。
ロシアの特殊部隊は、事態の推移を注意深く監視し続けるだろう。
マクロンは一貫してNATO軍をウクライナに派遣する考えを否定せず、そのような脅しは西側の戦略的曖昧さを維持するために必要なものだとしているh。NATOとその加盟国のほとんど、そしてEUはそのような動きの可能性を激しく否定しているが、リトアニアはマクロンの提案を支持している。一方、エストニアのアラール・カリス大統領の国家安全保障顧問であるマディス・ロール氏も、タリンがウクライナにおけるグリアの役割を埋めるために軍隊を派遣することを真剣に検討していると述べている。
モスクワは、ウクライナへのNATO軍派遣は大規模なエスカレーションとして扱われ、ほぼ間違いなくロシアと米国主導のブロックとの直接対決につながると繰り返し警告してきた。
ロシア外務省も、紛争地帯にNATO軍が現れれば、必然的にロシア軍の標的になると言う。
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