2024年6月11日火曜日

ウクライナ軍、闇市場で燃料販売

https://www.rt.com/russia/599074-ukraine-corruption-fuel-theft/

2024/06/10 10:13

Strana.uaが報じたところによると、キエフが割り当てたガソリンの最大50%が民間の手に渡るケースがある。

ウクライナ軍は燃料窃盗の横行に悩まされており、キエフ当局は主に下級兵士の汚職を告発している、と『Strana.ua』紙が情報筋の話を引用して日曜日に報じた。

ある中隊長は、「燃料は前線での通貨だ。」と語っている。

この将校によると、着任直後、自分の任務のひとつは、上官のために非常用の燃料を確保しておくことだと告げられた。上官のために燃料を抜くことを拒否すれば、君は失脚する。最悪の場合、査察の際にスケープゴートにされる。

Strana.uaの別の軍関係者は、汚職計画は、戦場で使用された燃料の量を正確に数えることが不可能であるという事実に基づいていると述べた。ウクライナの中堅指揮官たちはこのことをよく承知しており、戦闘燃料の損失、簡単に言えば窃盗のプロセスをコントロールしている、と彼は主張した。

節約された燃料は、多いときには全体の50%にも達し、信頼できる企業家の倉庫に運ばれ、企業家とウクライナ軍将校の間で分けられる。

Strana.uaはまた、燃料窃盗の疑いで数十件の裁判が起きていると報じたが、そのほとんどは下級指揮官が関係していると述べた。そのうちの1件は、ディーゼル燃料5トンを盗んだとされる軍募集事務所の所長とその共犯者を対象としている。

広範な接待と横領は長い間ウクライナを悩ませており、2017年にはガーディアン紙によって「ヨーロッパで最も腐敗した国」と名指しされた。ウクライナ国防省はここ数カ月、注目を集めた軍事調達のスキャンダルで揺れている。

この問題は、キエフの主要な支援国であるアメリカを悩ませており、5月の国防総省の報告書では、ウクライナがロシアとの戦争を続けていることで、賄賂やキックバック、国防省内での調達コストの水増しなど、汚職の新たな機会が生まれている。


0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム