五輪前のフランス大統領選は極めて遺憾 - パリ市長
https://www.rt.com/news/599095-french-snap-election-olympics/
2024年6月10日19:31
アンヌ・イダルゴは、マクロン大統領が大会直前に投票を行うことを決定したことに驚きを隠せないと語った。
パリ・オリンピックの開幕を数週間後に控えた時期に、臨時議会選挙を実施するという決定は極めて問題である、とアンヌ・イダルゴ市長は月曜日に述べた。
日曜日遅くにフランスのエマニュエル・マクロン大統領が発表したことに、彼女はショックを受けていると、パリの学校を訪問した際に記者団に語った。
「多くの人々と同じように、私も大統領が国民議会の解散を決めたと聞いて唖然とした。」とイダルゴは述べた。
市長は、EU議会選挙でマクロンの党が惨憺たる結果を予想し、マクロン大統領が投票を呼びかける必要性を理解していると述べた。
「何事もなかったかのようにマクロン大統領が続けることはできないが、大会直前に(国民議会の)解散を要求するのは、困ったことだ。」とイダルゴ市長は語った。
市長は、大会への潜在的な影響を軽視し、大会の準備はすでにほぼ完了しているので、選挙が大会を混乱させることはないと主張した。
「残るは全世界を歓迎することであり、パリでオリンピック・パラリンピックを開催できる喜びを胸に、それを実行することです。」
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ委員長も同様のスタンスをとり、間近に迫った世論調査が民主的なプロセスであり、大会に支障をきたすことはないと自信を示した。「フランスは選挙に慣れており、今回も選挙を行うつもりだ。」
フランスは6月30日に新しい国民議会を選ぶために投票に行くことになっており、第2ラウンドは7月7日に予定されている。マクロン首相は、週末に行われたEU議会選挙で連立を組むベゾワン・ドゥフ・ユーロペフが低調だったため、議会の解散を選択した。同連合は、マリーヌ・ルペン氏率いる右派政党「国民集会」の半分以下の15%程度しか得票できないと予想されている。
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