ゼロヘッジ:米国の新規LNG輸出プロジェクトがコスト高騰で遅延のリスク
https://www.zerohedge.com/energy/soaring-costs-put-new-us-lng-export-projects-risk-delays
2024年6月26日水曜日 - 午前04時20分
OilPrice.comのツヴェタナ・パラスコヴァ
人件費と建設費の高騰で米国のLNG輸出プロジェクトが遅延
2021年以降の賃金上昇、熟練労働者の不足、過去3年間のインフレに伴う資材費の高騰が、米国のLNG輸出プロジェクトの請負業者全体のコストを上昇させている。
テキサス州とルイジアナ州の1,500以上の請負業者を代表するガルフコースト・インダストリアルグループのトラヴィス・ウッズ社長は、ロイター通信に語った。
コンサルタント会社Rapidan Energy Groupによると、新しいLNG輸出プラントの設計・調達・建設(EPC)契約は、2021年以降、最大25%も急増している。
エクソンとカタールエナジーのゴールデン・パスLNGプロジェクトの建設請負業者であるザックリー・ホールディングスは、5月に裁判所の監督下で連邦破産法第11条の適用手続きを開始し、数千人の労働者を解雇した。100億ドル規模のLNG輸出プロジェクトの進捗は停滞した。
「プロジェクトのリードコントラクターとして、私たちはCOVID-19のパンデミック、最近では国際的な地政学的問題に起因する大きな挑戦と混乱を乗り越えてきた」とジョン・ザックリー会長兼CEOは語った。
GPXプロジェクトからの構造的な撤退を開始するためのメカニズムを提供する。本日開始するプロセスは、GPXプロジェクトから構造的に撤退するためのメカニズムを提供する。
先週、エクソンとカタール・エナジーは、ザックリー・インダストリアルをこのプロジェクトから直ちに外すよう破産裁判所に求めた。
ザックリーは、EPC(設計・調達・建設)契約に基づく義務の履行を停止し、数千人の労働者を解雇し、下請け業者への支払いを停止し、一括固定価格で建設を約束したゴールデン・パス・プロジェクトを放棄した」と、エクソンとカタール・エナジーは、ロイターが伝えた法廷提出書類の中で述べている。
コスト上昇の負担を分かち合うため、米国の他のLNG開発業者の中には、プロジェクトに外国人投資家を迎え入れるところもある。
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