駐日米大使が米軍の性犯罪について遺憾の意を表明したが、謝罪せず
https://www.rt.com/news/600610-japan-us-military-sex-crimes/
2024/07/08 09:51
駐日米大使が米軍の性犯罪についてコメント
報道によれば、ラーム・エマニュエルは事件に対して遺憾の意を表明したが、謝罪には至らなかったという。
ラーム・エマニュエル駐日米大使が、沖縄駐留米軍兵士による性犯罪に遺憾の意を表明した。
最南端の県は、日本の国土のわずか1%にもかかわらず、日本にある米軍施設の70%を抱えている。
先月、米空軍兵士が沖縄で10代の少女を誘拐・強姦した容疑で3月に逮捕されたことがメディアによって明らかになった。同様の事件では、5月に米海兵隊員が傷害強姦未遂容疑で逮捕されている。
日本政府は、今年沖縄で少なくとも5件のこのような事例があったことを認めている。
この事件を受けて、日本の岡野正孝外務副大臣は6月下旬、アメリカ大使に抗議した。
AP通信によると、エマニュエルは、犠牲者とその家族、そして地域社会に起きたことを深く遺憾に思うと述べたが、謝罪には至らなかった。
もちろん、刑事司法のプロセスは最後までやり遂げなければならない。しかし、だからといって人間的なレベルで遺憾の意を表明してはいけない。我々はもっとうまくやらなければならない」エマニュエルは、米軍の部隊の教育と訓練に関する基準や手順が機能していないことを認めた。
沖縄県警と外務省は、県内の米軍関係者による一連の性犯罪も把握していたが、被害者のプライバシーに配慮して地元政府には情報を開示しなかった。
玉城デニー沖縄県知事は、このような通報の遅れが、住民への注意喚起や予防措置の妨げになっていると指摘した。
これらの事件は県民に強い恐怖を与え、女性の人権と尊厳をないがしろにした」と、毎日新聞は先週、彼の言葉を引用した。
地元メディアの報道によれば、1995年に12歳の少女が3人の米軍兵士にレイプされ、米軍駐留に対する大規模な抗議が巻き起こって以来、沖縄では米軍兵士による性犯罪が相次いでいる。
2016年、ウルマ市の女性が、元海兵隊員だった民間人の米軍基地職員に暴行され殺害されたと報じられた。
沖縄では、米軍関係者や軍属が刑事告発された事件は増加傾向にあり、2023年には72件が報告され、過去20年間で過去最高を記録したと毎日新聞は県警の報道を引用して報じた。
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