ゼロヘッジ:プーチン国防当局トップがテヘラン入り ゼロアワーへのカウントダウン中
2024年8月6日火曜日 - 午前02時15分
イランによるイスラエルへの大規模な報復攻撃が予想される中東ゼロアワーが近づく月曜日、テヘランにはロシアの国防代表団が、テルアビブにはアメリカの国防代表団が滞在している。敵同士の対称性はどうなのか?
ロシアの元国防相で現国家安全保障会議事務局長のセルゲイ・ショイグが、イランの軍事・安全保障当局の高官や、就任したばかりのマスード・ペゼシュキアン大統領と会談している。
ロシアのRIAノーボスチ通信は、会談の焦点を「安全保障を含む幅広い分野での二国間協力の強化」と説明した。
ロシアは先週水曜日、ハマスの指導者イスマイル・ハニェがテヘランで殺害されたことを「強く非難」した。イランはこの大胆な行為を、公式訪問中の国家元首の暗殺に等しいとみなした。ペゼシュキアン大統領は、モスクワを「大切な戦略的同盟国」と称賛した。
プーチン大統領は、過去2年以上にわたるワシントンのウクライナ支援に対する『仕返し』として、中東におけるアメリカのライバルや敵対勢力により大きな支援を与える用意がある、という憶測が最近よく聞かれる。
月曜日、イスラエル軍は、米中央軍のマイケル・クリラ大将が、イランからの攻撃の可能性を背景に、安全保障状況を評価するために同国を訪れていることを確認した。
イスラエルの新聞に掲載された声明によると、クリヤはイスラエル陸軍のヘルツィ・ハレヴィ中将と会談し、「中東の脅威への対応の一環として、安全保障と戦略問題、および地域における共同準備に関する共同状況評価を行った。」
イスラエルもイランも、世界の同盟国をそれぞれの側に集めている。イランは月曜日、ハニェ暗殺について議論し、軍事的対応への支持を得るため、イスラム協力機構の緊急会合を招集したと発表した。会議は水曜日に予定されている。
ガーディアン紙によれば、テヘラン当局者はこの会議で、アラブ諸国が報復の権利を政治的に支持するよう説得するつもりという。このことは、大規模な攻撃は月曜日か火曜日には起こらず、今週後半まで続く可能性があることを示唆している。
同誌は、バイデンが「現地時間午後2時15分、テヘランでは午後10時頃にワシントンで国家安全保障チームと会談する予定であり、その時までにイランが一晩中攻撃を計画しているかどうかが明らかになる」と記している。
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