2024年8月8日木曜日

ゼロヘッジ:トルコ、イスラエルに対するジェノサイド訴訟に参加へ

https://www.rt.com/news/602268-turkiye-israel-genocide--case/

7 Aug, 2024 11:55

トルコ外相は、中東はもはやユダヤ人国家による挑発を容認できないと強調した。

トルコは水曜日、ハーグの国際司法裁判所(ICJ)でのイスラエルに対するジェノサイド訴訟に正式に参加する意向であることを、ハカン・フィダン外相がカイロでの記者会見で明らかにした。

このICJ裁判は、南アフリカが12月に開始したもので、ユダヤ国家がガザのパレスチナ人に対してジェノサイド(大量虐殺)を行っていると非難した。それ以来、十数カ国がこの裁判に参加する意向を表明している。ハーグの裁判所はまだ最終判決を下していないが、イスラエルに対し、国連ジェノサイド条約に該当する可能性のあるいかなる行為も行わないよう命じている。

フィダンは、中東はもはやレバノンやイランへの攻撃を含むイスラエルの挑発を容認できないと強調し、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が地域全体を火の海にすることを目指している一方で、ユダヤ国家は暴力と膨張主義を追求していると非難した。

同大臣は、イスラエルとの間接的な停戦交渉でパレスチナ武装グループの首席交渉官を務めたハマスの政治責任者イスマイル・ハニェが先週テヘランで暗殺されたことを非難した。イランとハマスがこの攻撃の背後にイスラエルがいると非難しているが、ユダヤ国家はその関与を肯定も否定もしない。

フィダンはまた、ロシアのウクライナに対する攻勢を非難する人々は、イスラエルがパレスチナの土地を占領し続けていることには目をつぶっている、と指摘した。

欧米諸国はイスラエル問題によって、この地域における道徳的優位性を失ってしまった」とフィダンは述べ、欧米諸国がイスラム諸国に対して民主主義や人権について常に説教を続けてきたことは、もはや一線を越えてしまったと強調した。

ガザでの大虐殺を止めなければ、この地域と世界は大きな代償を支払わなければならないと警告した。

2023年10月7日、約1,200人を殺害し、250人以上を人質にとったハマス過激派によるイスラエル南部への侵攻を受けて、ユダヤ国はガザへの攻撃を開始した。その後のイスラエルの対応を通じて、ガザの保健当局によれば、約4万人のパレスチナ人が死亡したと報告されている。

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