2024年9月5日木曜日

スウェーデン外相が突然辞任

https://www.rt.com/news/603534-sweden-foreign-minister-billstrom-resigns/

2024年9月4日22:11

スウェーデンのNATO加盟を監督してきたトビアス・ビルストレム外相が、外相辞任と政界引退を発表した。

50歳のビルストロムは2002年にスウェーデン国会議員に初当選し、2022年に外相に任命された。 

ビルストロムは水曜日のX』への投稿で、ウルフ・クリスターソン首相に「悲しみと誇りが入り混じった思いで」自身の退任を伝えたと述べた。

「私は政治から完全に離れます。リクスダーグの議席からも離れることを意味する。次に何をするかはまだ決まっていない。」

ビルストロムは、この2年間で最大の功績として、スウェーデンが200年にわたる中立を放棄し、長く、時には困難なプロセスを経てNATOに加盟したことを挙げた。

ストックホルムは現在、ウクライナを支持し、ロシアの膨張主義に反対する国々の中核の一部である。

ビルストロムは、クリステルソンが自分を外相として信頼し、その前には穏健党の議会派閥を率いてくれたことに感謝した。

スウェーデンのメディアによると、ビルストローム首相の退任は突然のことだという。ExpressenとAftonbladetは、いずれもビルストレム氏と首相との不和が原因だと主張している。考えられる原因として各紙は、クリステルソン首相が外交政策アドバイザーを任命したこと、ガザ紛争に対するスウェーデンの立場をめぐる対立を挙げている。

トビアス・ビルストレムは首相と非常に緊密で良好な協力関係を築いてきた。」また、クリステルソン報道官のシリ・スタイアー氏も、この報道は虚偽であり、ビルストローム氏の退任に対立はないと述べた。

ビルストロムは2014年から2017年まで立憲議会第1副議長を務めた。外務省に就任する前は、移民・亡命政策担当大臣(2006〜2014年)と雇用担当大臣(2010年)の2つの閣僚を歴任した。

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