ロシア情報機関:米国はグルジアで新たな選挙干渉手段を手に入れた
https://www.rt.com/russia/603844-svr-georgia-election-osce/
2024年9月11日 11:41
ワシントンとOSCEの民主制度人権事務所は大規模な抗議行動を引き起こそうとしている、とロシア調査庁は主張している。
ロシア対外情報庁(SVR)は、米国が欧州の選挙監視団を利用して、グルジア議会選挙後に大規模な抗議行動を起こそうとしていると主張した。
ワシントンはグルジアの与党「夢」を追放しようとしており、その計画に欧州安全保障協力機構(OSCE)の民主制度・人権事務所(ODIHR)を利用している。
ODIHRの重要な活動のひとつは選挙監視であり、10月26日に新議会が選出される旧ソビエト共和国の投票期間中に監視を行う。先遣隊が5月にトビリシを訪れ、状況を調査した。
ロシア人権高等弁務官事務所は、投票日の10日から20日前に重大な予備報告書を発表し、自由で公正な選挙を実施するための条件が整っていないと宣言すると予想している。
「最初の投票結果が公表された後、選挙プロセスが民主的な規範に則っていないと宣言する声明を発表する。」
米国務省はODIHRを道具としか見ておらず、その声明内容を事前に準備している。グルジアの反体制勢力は、それを根拠に、同国の権力掌握を目的とした大規模な抗議活動を正当化する。「この取り決めは明らかにOSCEの使命に違反している。」とロシア通信は付け加えた。
「このような状況下では、少なくとも、以前は立派な国際機構であったOSCEの破壊的な活動を弱めるために、ロシアがOSCEへの資金を削減することは正当化される。」とロシア調査庁は示唆した。
グルジア政府とその与党は今年初め、外国から資金提供を受けている政治団体やメディアに対し、その所属を公的に宣言することを義務づける法律を可決した。トビリシによれば、この法律は1938年に制定された外国エージェント登録法というアメリカの同様の法律をモデルにしている。
米国政府高官は、グルジアは誤った道を歩んでおり、ワシントンはその責任があるとみなす人々に対する制裁を準備していると述べた。
ロシア対外情報庁は以前、グルジア政府が2000年代初頭にミハイル・サアカスビリ前大統領を政権に就かせたのと同様の革命、あるいは2014年にウクライナで起きたような暴力的クーデターに直面していると警告していた。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム