ゼロヘッジ:ロシア最大の爆薬工場が100機以上のドローンで襲撃される
2024年10月21日月曜日 - 午前04時45分
日曜日、ロシア国防省(MoD)は、キエフの国境を越えたドローン作戦が強化されている。一晩のうちに100機以上のウクライナのドローンがロシアのいくつかの地域の上空で撃墜されたと発表した。何機かは無事だったようだ。
軍とその対空防衛システムは、「キエフ政権がロシア連邦領内の標的に対して航空機型UAVを使ったテロ攻撃を行おうとした」のを阻止した、と同省は述べた。
ほとんどのドローンは、8月からウクライナの国境を越えた地上攻撃の舞台であるクルスク地方上空で迎撃された。
国防総省は、110機のUAVを迎撃または破壊したと集計しており、その半数近くが国境からほど近いクルスク上空で撃墜された。
他にもリペツク州、ニジニ・ノヴゴロ州、オリョール州の上空で数十機のドローンが迎撃された。モスクワ近郊でも1機が墜落した。
土曜夜の攻撃の標的には、エネルギーインフラや軍事施設、空港などが含まれていた。
ドローンの一部がロシアの防衛網を突破したという報告もある。ニジニ・ノヴゴロドにある広大な国有複合施設が攻撃された:
ウクライナの治安機関SBUの情報筋が『ニューズウィーク』誌に語ったところによると、同機関とキエフの特殊作戦部隊、GUR軍事情報部門に所属するドローンが、ロシアのニジニ・ノヴゴロド州の州都のすぐ西に位置するドゼルジンスク市の「スヴェルドロフ工場を一晩で攻撃」したという。
ニジニ・ノヴゴロド州知事グレブ・ニキティンは日曜日に、ドゼルジンスクの工業地帯周辺で防空と電子戦システムがドローン攻撃を撃退したと述べた。ニキーチン知事は、攻撃の標的を特定しなかった。
公式発表の代わりにしばしば情報源として使われるロシアの複数のテレグラム・チャンネルは、ウクライナがドゼルジンスクのスヴェルドロフ爆発物・化学薬品・弾薬工場を標的にしたと報じた。
ロシア軍はこれらの報道を軽視しており、「工業企業の敷地内にある消防署の従業員4人が軽い破片による傷を負った」とだけ述べている。
ドローンによる空爆を撮影したとされるビデオには、ドゼルジンスクの夜空を照らす大きな火の玉が映っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム