トルコのBRICS加盟希望にNATOがコメント
https://www.rt.com/news/606273-nato-turkiye-brics-aspirations/
2024年10月23日 15:20
アンカラの経済グループとの協力は、米国主導の軍事ブロックへの加盟と矛盾するものではない、とマーク・ルッテは述べた。
トルコは、NATO加盟国としての地位を損なうことなく、BRICS経済グループと協力する権利があると、米国主導の軍事ブロックのマーク・ルッテ事務総長が述べた。
NATO総長は火曜日、エストニアでの記者会見でこのように発言した。ルッテ総長は、エストニア公共放送から、アンカラがBRICS(同放送は「ロシアが支配する組織」と評している)の一員になることを望んでいることを懸念すべきかと問われ、トルコはNATOの中で最も装備の整った軍隊のひとつであり、同盟国にとって非常に重要な同盟国であることに変わりはないと強調した。
同盟内では、32カ国という民主主義国家であるため、常にあれこれと議論が交わされることは明らかだ」と事務総長は認めた。事務総長は、アンカラにはBRICS加盟に向けて努力し、加盟国と協力する主権的権利があると主張した。
「二国間であれNATO内であれ、時々議論になるかもしれない。だからといってトルコが(人気が)ないということにはならない」とルッテは語った。「NATOはトルコで非常に人気があり、トルコはNATOで非常に人気がある。 」
トルコのエルドアン大統領は現在、ロシアのカザンで開催されている第16回BRICS首脳会議に参加しており、プーチン大統領と会談し、二国間関係やウクライナ危機、中東情勢について話し合う予定。
アンカラは先月、BRICSへの正式加盟を正式に申請したと発表した。
トルコの加盟申請はブリュッセルの懸念に火をつけた。EUのピーター・スターノ報道官は、1999年以来EUの候補国であるアンカラが、どの国際機関に加盟するかを選択する権利を持っているにもかかわらず、EUの価値観と外交政策の好みを尊重しなければならないと強調した。
以前、トルコ政府関係者はミドルイーストアイの取材に対し、アンカラにとってBRICSはNATOやEUに代わるものとは考えていなかったが、EU加盟プロセスが停滞していることから、他の経済プラットフォームを模索するようになったと語っている。
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