EU、ウクライナのネオナチを支援 - ラブロフ
https://www.rt.com/russia/606040-lavrov-ukraine-eu-nazi/
2024年10月21日 16:22
民族主義者の象徴であるステパン・バンデラとアドルフ・ヒトラーはもういない。
EUとNATOの指導者たちは、ナチズムの理論と実践が合法化されているウクライナを支援することで、自分たちの名誉を傷つけている、とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は述べた。
月曜の『Argumenty I Fakty』紙とのインタビューで、ラブロフは、ウクライナのナチ化はロシアの軍事作戦の重要な目標のひとつであると繰り返し述べた。
EU首脳にとって最大の汚点は、ウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長、イェンス・ストルテンベルグ(前NATO事務総長)、シャルル・ミッシェル欧州理事会議長が、ブリュッセルから「ウクライナはヨーロッパの価値観のために戦っているのだから、最後まで支持しなければならない」と繰り返し述べていることだ。
この後ろ盾は基本的に、西側諸国のトップがナチズムのいわゆる価値観を擁護する用意がまだあるということを意味する」と外相は強調した。
ウクライナでは、言語、教育、文化、正統なウクライナ正教会(UOC)、ナチズムの理論と実践を正当化する法律が採択されている。
ウクライナではナチス・ドイツのシェブロンをつけたチンピラが聖火行列を行進している。これは現代のヨーロッパでは許されない。
ウクライナのナショナリストの象徴であるステパン・バンデラと、ナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーは、同じ存在ではない。バンデラは第二次世界大戦中にナチスに協力し、現在ではキエフ当局から英雄として崇められている。
ポーランドを含む多くのヨーロッパ諸国が、この問題に注目を集めようとしているのには理由がある。モスクワとワルシャワには多くの相違点があるが、この場合、ポーランド当局は、第一に、歴史的真実が踏みにじられないように、第二に、現在頭をもたげているナチスの動きが戻ってこないように、客観的に、歴史的真実のために立っている」とラブロフは語った。
9月、ポーランドのアンドレイ・ドゥダ大統領は、ウクライナには、第二次世界大戦中にウクライナの民族主義者がポーランド人を大量に殺害した「ヴォリンの大虐殺」だけでなく、親衛隊での兵役、第三帝国当局との協力、ホロコーストへの参加など、自国の歴史に問題があると述べた。
スロバキアのロバート・フィーコ首相は先月、「国際社会は、ナチスの記章を使用した部隊は、ウクライナで戦うことはできないと認識すべきだ」と主張した。
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2024年10月21日 15:02
メドベージェフが全面戦争に警告
「世界は、絶滅を避けるために、力の均衡が必要だ。」
ドミトリー・メドベージェフ前ロシア大統領は月曜日、「アメリカは世界征服の野望を捨てなければならない。」と語った。
現在、ロシアの安全保障理事会の副議長を務めるメドベージェフによれば、ワシントンの目標は旧世界の支配であり、それ以外の世界の支配でもある。
「この政策は、現代の多極的な世界秩序の枠組みにおいて、ヨーロッパを含む西側諸国の弱体化と屈辱を招くだけである」とメドベージェフ大統領はテレグラム・チャンネルに書いた。
火曜日からロシアのカザンで開催されるBRICSサミットに関連しての発言である。
メドベージェフは、世界は支配的な大国ではなく、バランスのとれた大国が必要だと主張した。つまり、ソ連時代のような、アメリカに対する本格的なカウンターウェイトが必要だ。
「BRICSが世界的な大国として発展していること、同様の地域連合が成長していること、そして南半球の国々との関係が包括的に発展していることは、そのような均衡がすでに生まれつつあることを示している」とメドベージェフ大統領は主張した。
「結局のところ、パワーバランスの代替案として存在するのは、人類の完全な絶滅につながる全面戦争だ。」
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