2024年12月18日水曜日

ゼロヘッジ:トルドー、政府崩壊で容赦なく罵倒される

https://www.zerohedge.com/geopolitical/youre-done-trudeau-mercilessly-heckled-government-implodes

「お前は終わりだ!」
2024年12月18日水曜日 - 午前01時05分
カナダのジャスティン・トルドー首相は月曜日、カナダ歴史博物館での自由党の資金集めで、容赦なく罵声を浴びせられた。
「あなたはカナダを失望させた」と保守派コメンテーターの『ライト・ブレンド』が叫ぶと、トルドーはバカのように笑った。
「あなたは私たちの国を破滅させた!お前は終わりだ!立ち去れ!お前には父親の誠実さのかけらもない...」
この壮絶な罵声は、トルドーの信頼する副大臣、クリスティア・フリーランド財務相が月曜日に辞表を出して焦土と化した翌日のことで、トルドーは、さらに不安定な立場に追い込まれた。
フリーランドは、トルドー大統領が財政赤字を悪化させる減税措置など有権者受けする施策に短期的に支出する計画に公然と反対している。
「わが国は今日、重大な課題に直面している。」とフリーランド(56歳)は書簡に記し、ドナルド・トランプ次期米大統領による関税の脅威について言及した。
「財政の火薬庫を常に乾燥させ、来るべき関税戦争に備えて蓄えを持つということだ。そのためには、コストのかかる政治的な仕掛けを避けることだ。」
一部の不機嫌な議員の話ではない。世論調査担当者のニク・ナノス氏はブルームバーグに、「主要なプレーヤー、閣僚の一人であり、以前は非常に強力な盟友であった人物が、一転して現政権の政策から公然と距離を置いた。」
ブルームバーグの報道によれば、フリーランドの書簡のタイミングも見逃せない。オタワでは午前9時7分にXに書簡が投函され、オタワの政界がフリーランドの財政・経済状況の発表を見守る準備をしていた。
市場は財政赤字に関する悪いニュースを覚悟していた。フリーランドの誤報は、カナダの財政バッファに対する疑念を深めた。カナダドルは直ちに下落し、債券利回りは急上昇した。
トルドーは[罵声を浴びせるまでは!]人目を避けていた。トルドーは唖然とした閣僚たちと閣議を開き、近くのビルでは政府高官たちが、オタワ時間の午後4時頃、金融市場が閉まった後にフリーランドが発表するはずだった声明の事前コピーをどうするか悩んでいた。
混乱が支配した。公務員が文書に黒い布をかけ、多くの記者がブリーフィングルームを放棄した。トルドーは下院での質問時間をスキップし、公には何も言わなかった。その後、トルドーはドミニク・ルブランをフリーランドの後任として任命する式典に出席した。
トランプはフリーランドのポストを非難し、彼女を「有害だ、「非常に不幸なカナダ国民にとって良い取引をすることにまったく貢献しない」と呼んだ。「彼女は惜しまれない!」
トルドー政権の不安定さは、トランプ大統領がどのような関税を導入しようとも、カナダがまったく準備ができていないことを意味する。
フランソワ=フィリップ・シャンパーニュ産業相は、月曜日の夕方、記者団に向けた声明の中で、「我々は、トランプ大統領が1月20日に就任することを知っている。我々はカナダ国民に対して、家族に対して、友人に対して、そしてカナダのすべての人に対して、最高の準備をする義務がある。」
ところで、トルドーが有権者から非難を浴びるのは今回が初めてではない。

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