2024年12月11日水曜日

ロシアには核兵器に代わる可能性がある - プーチン

https://www.rt.com/russia/609149-oreshnik-cancels-nukes-need/
2024/12/10 15:02
ロシア大統領によれば、十分な数のオレシュニク極超音速ミサイル・システムがあれば、国の核ドクトリンをさらに更新する必要性を軽減できる。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアにオレシュニク・ミサイル・システムが導入されたことで、核兵器を使用する必要性が最小限になったと述べた。
プーチン大統領は火曜日、市民社会・人権発展評議会の会合でこのように発言した。
「ロシアは核ドクトリンを強化するのではなく、改善する。」とプーチンは最近の核態勢の更新について語った。プーチンは、ロシアは核ドクトリンよりも新しいミサイルシステムを改善する必要があると説明した。
「いま必要なのは、核ドクトリンを改善することではなく、オレシュニクを改善することである。」
ロシアの指導者は、西側から供与された長距離ミサイルの使用はウクライナ紛争の本質を大きく変えると警告し、洗練された兵器システムはNATO要員の直接関与なしには運用できないと主張した。
11月、ロシアは核ドクトリンを正式に改定し、核兵器使用の閾値を引き下げた。それによると、モスクワは、自国の主権や領土保全にとって重大な脅威となる核攻撃や通常攻撃に対して、核兵器を配備する権利を留保している。
更新された核ドクトリンでは、大量破壊兵器を持たないが核保有国の支援を受ける外国による自国への攻撃は、両国の共同攻撃とみなされるとされる。
先週、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領と安全保障条約に調印した後、ロシア大統領は、オレシュニク・システムがロシアの戦略的部隊でどれくらい早く通常運用に入るかにもよるが、早ければ来年後半にもベラルーシに配備される可能性があると述べた。
ベラルーシのセルゲイ・ラゴディウク参謀本部副参謀長は後に、ベラルーシにオレシュニクを配備する決定は、アメリカがドイツに中距離ミサイルを配備する計画への直接対応だと述べた。

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