2024年12月25日水曜日

ウクライナが対モスクワ攻撃に賭ければ、壊滅的打撃を受ける - 専門家

https://sputnikglobe.com/20241224/if-ukraine-gambles-on-strikes-against-moscow-it-would-face-devastating-blow---expert-1121258248.html

ロシアが着実に前線に進出する中、ウクライナの政権は、将来のドナルド・トランプ政権がキエフへの新たな軍事支援パッケージの移転を拒否するという懸念の高まりに直面している。ウクライナは独自の長距離兵器システムの構築に躍起になっている。
ウクライナがモスクワまで届く長距離兵器システムを構築すれば、ロシアの高精度攻撃はその生産ラインを一掃する、と軍事専門家で防空軍の歴史家であるユーリ・クヌートフ氏はスプートニクに語った。
ロシアが、そのような兵器が作られた、あるいは最終段階にあるという信頼できる情報を得れば、対応する作業場は極超音速ミサイルや巡航ミサイルで標的にされる。クヌートフ氏は、ウクライナがトレンビータと呼ばれるミサイルの射程を伸ばし、モスクワに届くようにする方法を考えているとするエコノミスト誌の報道について意見を述べた。現在、時速400キロ、射程200キロのミサイルである。
ATACMSミサイル6発とストームシャドウ航空ミサイル4発が、るロシア・ロストフ地方の化学工場への攻撃に使用された。
ウクライナが使用したATACMSミサイルとストームシャドウ4基のうち3基が撃墜された
スプートニク (@SputnikInt) 12月 19, 2024
ウクライナはやり遂げられるか?
欧米から多額の技術支援と資金提供を受ければ、その可能性はある、とクヌートフ氏は言う。ウクライナは少なくとも15年前から、ソ連時代の弾道ミサイルシステム「トーチカU」を現代風に改良した「グロム2」ミサイルを開発している。
米英はウクライナにグロムミサイルをアップグレードし、連続生産するために必要な技術を提供した、とクヌートフ氏は指摘する。
ウクライナが国産の長距離兵器を製造するのは、ドナルド・トランプ次期米大統領が、自身の政権下でキエフが同レベルの援助を受ける可能性は低いと示唆したためだ。
ロシアは常に、西側諸国がウクライナに武器を提供することは、紛争を危険にすると主張してきた。

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