ゼロヘッジ:2024 ドイツで電気自動車の新車登録台数が27.5%減少...ガソリンの支配
https://www.zerohedge.com/technology/2024-registrations-new-electric-cars-plummet-275-germany-petrol-dominates
2025年1月15日(水) - 05:30 PM
著者:P Gosselin via NoTricksZone
ドイツにおけるグリーン・ニューディールの効果は?まったくうまくいっていない。
第1に、ドイツはもう2年近く不況に陥っている。ロバート・ハベック経済相(緑の党)の政策のおかげだが、彼は経済学、ビジネス、金融の教育を受けたことがない。ハベック経済相(緑の党)は、経済学、経営学、金融学を学んでいない。
第2に、ドイツのエネルギー価格は世界で最も高く、ドイツの電力供給はかつてないほど不安定になっている。ドイツは今、急速な脱工業化の追い風を受けている。
Eカーは売れていない
電気自動車の新車販売台数が27.5%激減している、と『ブラックアウト・ニュース』が連邦自動車交通局(KBA)のデータを引用して報じる。
新規登録された電気自動車は380,600台にとどまった。これは前年比27.5%の減少に相当する。
ディーゼル車は電気自動車を17.2%上回った。
この数字は、ドイツが政府の電気自動車普及目標からいかに遠いかを示している。KBAによれば、2024/25年時点で道路を走っている電気自動車はわずか140万台である。
この悪い数字を受け、E-Car推進派が消費者にE-Carを選ばせるために補助金の増額を求めたり、より信頼性が高く安価なディーゼルエンジン車やガソリンエンジン車の購入を拒む消費者を罰するために増税を求めたりするのは当然の。
e-モビリティの未来はまだ暗い
将来はどうなるのか?それはもちろん、来る2月23日の国政選挙の結果次第である。
現在、世論調査では(偽)保守派のCDU/CSU党がリードしており(29%)、勝利が予想されている。
フリードリッヒ・メルツ首相が率いる新政権は、アンゲラ・メルケル首相の悲惨なグリーン政策を、オラフ・ショルツ政権下の現社会主義・グリーン政権よりは遅いペースではあるが、継続する可能性が高い。
高まる抵抗勢力、AfDの台頭
カリスマ的存在であるアリス・ヴァイデル率いるドイツの保守・リバタリアン系新党AfDは着実にその差を縮めており(22%)、2月末には大逆転の可能性さえ出てきている!勢いは明らかに彼らの側にある。イーロン・マスクはAfDを「ドイツ最後の希望」と呼んだ。
反緑の新党AfDが勝利しても、首相就任、ひいては政権奪取とはならないが、ますます不人気になっている緑の運動にとっては、またしても大きな後退となる。
ドイツのグリーン運動にとってさらに悪いことに、トランプ大統領は確実にアメリカのエネルギー価格を引き下げ、ドイツの経済競争力をさらに悪化させる。ドイツはグリーン幻想から目を覚ます必要がある。
まとめると、これからの4年間は、ドイツとその崩壊しつつあるグリーン運動にとって大きな希望はない。設定された目標を達成するためには、権威主義的な手段を取る必要がある。
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