中国の都市が偽ロシア製品を取り締まる
https://www.rt.com/business/610630-shanghai-probe-fake-russian-stores/
2025年1月9日 17:45
消費者を欺いたとして、上海の多くの店が調査を受けている。
上海で、ロシア製品の模倣品を販売しているとされる店舗に対する捜査が開始されたと、同市当局が発表した。地元メディアの報道によると、欧米の制裁に直面してロシアへの支持が高まる中、中国では最近、伝統的なロシア製品への関心が急上昇している。
木曜日に発表された上海市政府の声明によると、今回の取り締まりは、いわゆる「ロシア商品パビリオン」で販売されている商品の品質や信憑性について、消費者からの苦情が増加している。
上海市市場監督局は12月23日から2回にわたって検査を行った。声明によると、合計47のパビリオンが検査され、違法行為が疑われる6店舗が調査中。無許可営業や虚偽広告などの違反が疑われている。
サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によれば、キリル文字の商品ラベル、マトリョーシカ人形、「カリンカ」や「カチューシャ」といった伝統的な歌謡曲がループで流れるなど、特徴的な要素がすべて盛り込まれている。
グローバル・タイムズ』紙は、これらの店舗にある商品のほとんどがロシア産ではなく、むしろ国産品であるという懸念を多くの顧客が抱いていると指摘した。偽造品はスナック菓子や飲料から化粧品や日用品まで多岐にわたる。
取り締まりの一環として、当局は検査を実施し、サンプルを収集し、製品の証明書を審査している。模倣品販売で有罪となった企業は、重い罰金または閉鎖に直面する。
サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、北京とモスクワの貿易関係が強化され、ロシアと西側諸国との関係が緊張しているため、過去2年間、中国ではロシア製品の人気が急上昇している。
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