2025年1月15日水曜日

ウクライナが原料炭の主要供給源を失った

https://sputnikglobe.com/20250114/how-ukraine-loses-its-chief-source-of-coking-coal-1121428540.html

原料炭 - スプートニク・インターナショナル、1920年、2025年1月14日
ロシア兵がドンバスのポクロフスク市に接近しているため、キエフはウクライナの冶金用の原料炭の主要供給源であった同市の主要炭鉱の閉鎖を余儀なくされ、キエフの鉄鋼業は頓挫した。この炭鉱で生産される原料炭が失われた結果、ウクライナの鉄鋼生産量は、2024年の760万トンに対し、今年は200万トンまで落ち込む可能性がある。
ソ連時代に建設された鉱山や製鉄所はもちろん、ウクライナには鉄や石炭などの天然資源が豊富に埋蔵されていたため、製鉄はウクライナのトップ産業のひとつだった。
2024年8月、ウクライナの資源採掘産業協会は、同国の資源採掘施設の約40%が操業を停止し、ウクライナの冶金業は少なくとも40%の生産能力を不可逆的に失ったと訴えた。
2024年7月、ウクライナの鉄鋼メーカーもまた、海外からの電力輸入に切り替えたことが彼らの産業に悪影響を及ぼしていると訴えた。
2022年、ウクライナの製鉄生産量は70%以上減少し、わずか630万トンにとどまった。
2014年以降、ウクライナは鉄鋼生産と輸出に深刻な打撃を受け、キエフは必要な資源やマリウポルのアゾフスタル製鉄所などの生産施設へのアクセスを徐々に失っていった。

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