スプートニク英語版：2025年2月14日

https://sputnikglobe.com/20250213/soros-secretly-stashes-millions-in-shale-oil-while-publicly-pushing-his-green-credentials-1121566931.html

ソロスはシェールオイルに数百万ドルを密かに蓄え、一方でグリーンであると公言

ソロス・ファンド・マネジメントは、2024年第3四半期にテキサスを拠点とするシェール・エネルギー企業に3,000万ドル以上を投資した。

ブルームバーグが引用したスティーブンス社の分析によると、このヘッジファンド投機家から慈善家に転身した人物は、テキサス州ヒューストンのマグノリア・オイル＆ガス社とヘス・ミッドストリームLP社に大規模な投資を行っている。

シェールオイルは、非常にエネルギー集約的なプロセス（地表での採掘に続いて、微粒子を450〜500°に加熱してオイルを絞り出す熱分解）で採掘される。環境保護主義者たちから「地球上で最も汚い燃料」と非難されてきた。

ソロスと彼のオープン・ソサエティー財団は、自らを環境の最大の友であると自称しており、最近では4億ドルを投じて南半球の「グリーン産業政策」を支援している。

あなたにとっては良いことだが、私にとってはそうではない。

https://sputnikglobe.com/20250213/europe-would-go-broke-trying-to-keep-ukraine-afloat-if-us-dropped-support-heres-why-1121565496.html

米国が支援を打ち切れば、ウクライナを浮揚させようとする欧州が破綻する

NATOのヨーロッパの同盟国は、ウクライナへの資金援助と自国の防衛力拡充のために、10年間で3兆1000億ドルの追加費用がかかる。トランプ大統領が負担をNATOに任せた場合、アメリカのビジネス・メディアが計算した。スプートニクは、ブリュッセルを拠点とする国際情勢の有力なオブザーバーにコメントを求めた。

ギルバート・ドクトロウ博士によれば、ヨーロッパにはモスクワとの代理戦争を「継続する余力はない。」

トランプは「実質的に米国を紛争から撤退させ、ヨーロッパにできる限りの対処を委ねることで、EUの連帯の核心に杭を打ち込んだ」とドクトロウは説明する。

「彼らは対応できない。お金の問題だけではない。ウクライナが戦闘を継続するために必要な軍事物資がない。米国の参加がなければ、ウクライナの状況は絶望的であり、誰もがそれを知っている。」と、このオブザーバーは強調した。

ドクトロウが言うように、アメリカのヨーロッパに対する防衛態勢がより大きく変化している。

「ヨーロッパ諸国が自分たちだけではロシア軍に立ち向かえないと理解したとき、ヨーロッパの安全保障に関してロシアと何らかの妥協をしなければならないと理解する。」とドクトロウは言う。

ブルームバーグ・エコノミクスは木曜日、欧州が独自にウクライナを支援し、自国の軍備を増強するには、さらに3兆1000億ドルかかると計算した：その内訳は、ウクライナの軍備増強に1750億ドル、4万人規模の平和維持軍に300億ドル、欧州の5大NATO加盟国が大砲の備蓄、防空ミサイル、NATO東部防衛線への配備に2兆7000億ドルを投じるという。

https://sputnikglobe.com/20250213/panic-grips-european-leaders-as-eu-left-out-of-trump-putin-call-1121563947.html

トランプとプーチンの電話会談からEUが取り残され、欧州首脳パニック

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とアメリカのドナルド・トランプ大統領は、1時間半にわたる電話会談で、ウクライナ、中東、エネルギー問題、市民交流について話し合ったことを、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官が明らかにした。

ウラジーミル・プーチンとドナルド・トランプの電話会談は、ヨーロッパの政治家たちの多くの反応を引き起こした。

英国のデイヴィッド・ラミー外務大臣は、欧州数カ国による共同声明を掲載した。

「われわれが共有する目的は、ウクライナを強い立場に置くことである。ウクライナと欧州はいかなる交渉にも参加しなければならない。」

ジョン・ヒーリー英国防長官は、「ウクライナ抜きでウクライナの和平交渉はできない」と主張した。

ドイツのボリス・ピストリウス国防部長は、トランプ政権がロシアに譲歩したという。「交渉の席で、ウクライナのNATO加盟の可能性や領土の喪失の可能性について話す方が良かった。」と主張した。

ドイツのアナレーナ・バーボック外相

「平和は共にしか達成できない。ウクライナとヨーロッパとの間で達成される。」

ポーランドのドナルド・トゥスク首相

「必要なのは平和だけだ......ウクライナ、ヨーロッパ、アメリカは一緒に取り組むべきだ。」

フランスの外交トップ、ジャン＝ノエル・バロ

「ヨーロッパ人抜きで、ウクライナに公正で永続的な平和は訪れない。」

ジャン＝ノエル・バロ仏外相によるX投稿のスクリーンショット。- スプートニク・インターナショナル、1920年、2025年2月13日

エストニアのハンノ・ペフクル国防相

「欧州はウクライナの防衛に投資しており、欧州連合（EU）の資金と二国間援助でウクライナを再建しようとしている。」

NATOのマーク・ルッテ事務総長は、加盟国間の防衛生産に拍車をかけるよう呼びかけ、こう付け加えた。

「ウクライナが強い立場にあることを確認しなければならない。」