ウクライナの徴兵逃れスキャンダルで新たな逮捕者

https://www.zerohedge.com/geopolitical/ukrainian-draft-dodging-scandal-deepens-new-arrests-citizens-attempt-flee-service

2023年9月18日月曜日 - 午後06時00分

著者：Grzegorz Adamcczyk via Remix news、

ウクライナ安全保障局（SBU）は、徴兵逃れや国外退去を手助けする別の組織が特定され、解体されたと報告した。

ウクライナは前線で人手不足に陥っており、人員補充を急いでいる。

拘束されたのは、オデッサ地方のイズマイル港の関係者たち。出国を希望する兵役年齢の男たちから賄賂を取り、貨物船の航海士という書類を提供した。金額は700ドルから1,200ドル。合計55,000ドルを受け取ったと告発されている。現行犯で逮捕され、最高10年の実刑判決を受ける可能性がある。

SBUはまた、オデッサにあるウクライナ正教会の助祭を、教会での聖職叙任の準備をするという名目で、一人当たり最低4,500ドルの報酬で男性の出国を助けた疑いで拘束した。この助祭は、逮捕されるまでに6人をそのような方法で援助した。

徴兵逃れで金を稼ぐもう一つの人気のある方法は、金を払う個人が兵役に就けないことを証明する診断書を発行することである。

SBUが特定したグループは、7,000ドルから10,000ドルの手数料で、毎日最大20枚の証明書を発行していた。

ゼレは火曜日、兵役義務を免除するすべての診断書の法的信憑性を検証するよう命じる法令を発表した。

診断書は見直され、新たな医学的検査が実施される。

8月末、ウクライナ軍における汚職の事例が公表され、オレクシー・レズニコフ前国防相が解任された。

汚職疑惑には、軍の調達や兵役免除のための書類発行に関わる不正が含まれていた。