2015年11月24日火曜日

アフガンのことを考えていてコリアと似ていると思った。

  • イランはアフガンとイラクのふたつの国から流入する非合法難民という問題を抱えている。
  • アフガン人はふつうの洋服を着ているとイランではあまり目立たないのに、わざわざ民族服でアフガンのアイデンティティーを強調する人がいる。
  • アフガン人はロシア、中国、印パキ、イランに挟まれた回廊に住んでいる。
  • イラン人はあまり強気に出ないしアフガン人のことをあからさまに差別する人はいないけれど、アフガン人のなかには「我々を蔑視している」とか「差別だ」と文句をいう人がかならずいる。 
  • 両国はペルシア語という点で共通しているけれど、文化的にはぜんぜん違うといっていい。
  • 両国は「来訪者は神の遣い」というカルチャーを共有している。イランにはターロフ(遠慮というか社交辞令というか謙遜というか)という文化があるけれど、アフガン人は我がもの顔で遠慮がなく、どんどん要求するイメージがある。
  • アフガンはいっときペルシアから北インドを征服したことがあるので、誇り高い。北インド一帯はアフガン帝国のせいでペルシア語が宮廷語だった時代がある。
ま、イラン人はこんなことはあからさまに言わないけれど。観察していてそう感じた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム