サウジアラムコが株式公開?3代目にありがちな展開か。
サウジを1万人規模の正規社員をかかえるファミリー経営企業にたとえたら、その3代目が会社を上場させて創業者利益を得るというのはよくあることです。しかし上場させたらそのあとがいかに大変かというのを知る3代目は少ない。
まず透明性とコンプライアンスのための経費。ある会社(っていうのは我が輩がはたらいていた会社のことだけれど)の場合、上場してから総務チームの人数が3倍以上になった。
サウジ家の場合、創業者利益の多くの部分はGDPの20%に達する財政赤字の補填に使われるはず。しかも上場にともなう莫大な利益は一時的。5〜6兆ドルといわれる時価(イギリスのGDPの3倍、アップルですら6500億ドル)だけれど、原油安が続く限り財政赤字は雪だるま式に膨れ上がるばかり。(+イエメン戦争)
まず透明性とコンプライアンスのための経費。ある会社(っていうのは我が輩がはたらいていた会社のことだけれど)の場合、上場してから総務チームの人数が3倍以上になった。
サウジ家の場合、創業者利益の多くの部分はGDPの20%に達する財政赤字の補填に使われるはず。しかも上場にともなう莫大な利益は一時的。5〜6兆ドルといわれる時価(イギリスのGDPの3倍、アップルですら6500億ドル)だけれど、原油安が続く限り財政赤字は雪だるま式に膨れ上がるばかり。(+イエメン戦争)
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