モスクワ、ウクライナ作戦の減速を説明
https://www.rt.com/russia/556015-russia-operation-slowdown-explanation/
2022年5月24日 14:55
意図的なものであり、市民が避難する機会を与えるものであると、ロシアのショイグ国防相が述べている。
ロシアのショイグ国防相は火曜日、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦の減速は、住民を避難させ、民間人の犠牲を避けるという観点から意図的に行われたものだと述べた。
ロシア軍は、包囲された居住地から住民を安全に避難させるため、人道的回廊を作り、停戦を発表しているという。このアプローチが国軍の進行を遅らせているにもかかわらず、である。
「もちろん、これは攻撃のペースを落とすことになるが、民間人の犠牲を避けるために意図的に行っている」と、集団安全保障条約機構(CSTO)の国防相理事会で説明した。
ウクライナ軍とは異なり、ロシア軍は近くに人がいる可能性のある民間インフラへの攻撃は行っていないとショイグ氏は述べた。その代わり、特定された射撃場とウクライナ軍施設は高精度兵器で攻撃されていると付け加えた。
国防相はまた、キエフ軍の敗北を恐れた西側諸国がウクライナへの致死的援助の輸送を早め、軍事顧問や民間軍事会社から人員を派遣しているとし、同国内の外国人傭兵はすでに6千人を超えていると指摘した。
しかし、モスクワへの懲罰的制裁や西側諸国によるキエフへの大規模な援助にもかかわらず、ショイグ氏は、ロシアはすべての目的が達成されるまで特別作戦を継続するとの姿勢を貫いた。
また、現在のウクライナ情勢は、NATOの東方拡大停止やロシア国境付近への攻撃兵器の非配備など、ロシアの国家安全保障上の重要課題解決に向けた提案を西側諸国が拒否した結果であると、改めて主張した。
「すべては逆だった。米国は既存の国際安全保障構造を完全に解体する方向性を示し、それに伴って対ミサイル防衛システムの世界展開と中距離・短距離ミサイルシステムの開発を行った」と述べ、NATOがロシアの目の前にあり、その戦闘能力を大幅に向上させたことを指摘した。
さらにショイグ氏は、米国主導の連合国がウクライナを同盟に参加させるための努力を強化し、連合軍のインフラをウクライナ領土に配備し、同国をモスクワに対して敵対的にしていると指摘した。
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