ウクライナは軍事作戦を米国に秘密にしている
https://www.rt.com/news/556815-us-intelligence-ukraine-lacking/
2022年6月8日 14:58
キエフはワシントンと作戦の詳細を共有することを拒否しており、米国の武器流通を維持するために情報を操作している可能性がある。
米国政府は、ウクライナ軍よりもウクライナに駐留するロシア軍についてより良い情報を持っていると、ニューヨークタイムズが米国当局者の話を引用して水曜日に報じた。キエフは最大の軍事スポンサーに秘密を隠しており、おそらくアメリカの軍事援助の流れをさえぎらないために、ワシントンを欺くことさえしていると、同紙はいう。
NYTの情報源によれば、ウクライナ政府はアメリカに対して「機密事項の説明や作戦計画の詳細をほとんど伝えない」一方、アメリカの情報機関は長い間ロシアに焦点を合わせてきたため、ウクライナのデータを収集する能力は限られている。
「ウクライナに関して言えば、米国は自国政府をスパイするのではなく、自国の情報機関を強化することに取り組んできた」と報告書は主張している。ウクライナの天候が曇りがちで、ウクライナ軍を監視するための人工衛星の効果が限定的であるため、情報収集が複雑になっている。
「ウクライナの秘密主義により、米軍と情報当局は、ウクライナで活動する他の国々やウクライナ人との訓練セッション、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の公式コメントから、できる限りのことを学ぼうとしている」と、NYTは情報源を引用して述べている。
キエフの秘密主義は、軍事衝突に従事しているどの国も、地上の実際の状況に関係なく、強さのイメージを投影する動機付けがある、という明らかな警告を伴っている。ウクライナ当局は、「米国や他の西側諸国のパートナーに武器の流れを遅らせるよう促すような情報を提示したくない」と同紙は述べている。
元情報機関高官のベス・サナー氏は、この難問について、アメリカの情報機関が自ら罠を仕掛けている可能性があるとコメントしている。
「我々は、ウクライナが(ロシア軍を)打ち負かすことができるかもしれないかどうかについて語らない。そのことを公に語らないことで、また新たな諜報の失敗を自ら招いているように感じられる」と彼女は同紙に語った。
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