米国によるウクライナ支援の目的は植民地化すること=露大統領補佐官
https://jp.sputniknews.com/20220523/11326979.html
2022年5月23日, 12:57
ウラジーミル・メジンスキー露大統領補佐官は、米国が行っているウクライナへの支援について、これは米国がウクライナを財政的、政治的な義務で支配し、植民地化しようとするものだとの見解を明らかにした。
22日、ベラルーシのテレビ局ONTからのインタビューに答えたメジンスキー補佐官は、「アングロサクソン人の打算のなさを信じることができるのは、人生で歴史を学んだことがなく、歴史映画を一度も見たことがない人間だけだ」と述べ、西側世界はウクライナにこのような支援を行うことで、満足をもたらしつつ有益な2つの課題を同時に実行していると指摘した。
その2つの課題についてメジンスキー氏は、一つは、「彼らが自らの地政学的競争相手であり、敵であると考えるロシアに最大限に害を及ぼすというものである。米国は単にロシアを苦しめようとしているだけでなく、ロシアを構成体レベルに崩壊させようとしていることは明らかだ。こうした目標に躍起になっている国は米国が初めてではないが、成功した例はない」と強調した。一方、2つ目の課題についてメジンスキー補佐官は、「ウクライナに最大限に財政的、政治的義務を押し付け、ウクライナを植民地にしようとしていることだ」とした。
さらにメジンスキー補佐官は、「ウクライナ政権はこのことをよく理解している。彼らは馬鹿ではなく、このことを十分に理解している。ただし、その代償を払うのは彼ら自身ではなく、次の世代だ」と強調した。
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