ポーランドはウクライナにジェノサイドを認めるよう求める
https://www.rt.com/news/560961-poland-ukraine-genocide-bandera/
2022年8月16日 17:54
文化省副大臣は、1943年のヴォルヒンの虐殺はジェノサイドの定義に当てはまり、キエフはそれを認めなければならないだろうと言う。
ポーランドのヤロスワフ・セリン文化・国家遺産担当副大臣は24日、第二次世界大戦中のウクライナの民族主義者によるポーランド人の大量虐殺はジェノサイドの定義に合致し、キエフの政府は遅かれ早かれこれを認めなければならないだろう、と語った。
「事実なのだから認めざるを得ない。単に事実だからだ。何世紀にもわたってそこに住んでいた少数民族全体を絶滅させるという、民族浄化のための政治的決定がなされ、実行された」と、セリン氏はポーランド通信(PAP)のテレビインタビューに答えて語った。
「これはジェノサイドであり、ジェノサイドの定義のすべてのパラメータに合致しているため、ここで議論する必要はない。これは歴史的事実だ。遅かれ早かれ、ウクライナ人はそれを認識しなければならないだろう」と付け加えた。
ポーランドの歴史家は、10万〜13万人のポーランド人がステパン・バンデラのウクライナ反乱軍(UPA)により虐殺されたと述べている。2016年、ワルシャワの議会は、UPAがヴォルヒニアと東ガリシアの150のポーランド人の町を攻撃した日にちなんで、7月11日を大量虐殺を記念する日として定める決議を採択した。これに対し、キエフの議会は、この決議は逆効果だと非難した。
ポーランドは共同作業グループの提案書をまとめ、そのメンバーリストをキエフの文化省に送ったと、セリン氏はPAPに語った。作業部会は、集団墓地の捜索を開始し、発掘と適切な埋葬を組織し、死者を追悼するための記念碑を設置することになる。
「我々はウクライナ側からの人事案を待っているところだ」と彼は言った。
問題の一つは、ウクライナ政府がUPAをソ連と戦ったウクライナの民族主義者として美化する一方で、ポーランド人の大量虐殺など彼らが行った他のことを無視していることだと、セリン氏は指摘する。その結果、ウクライナではヴォルヒンの大虐殺について本当に無知になってしまったという。
ポーランドの課題は、共通の歴史的真実を構築することだと副大臣は述べ、ウクライナ人が遅かれ早かれ、この軍事編成の伝統の一部とその背後にある民族主義の政治運動は容認できない、非難に値するという点に至るだろうと付け加えた。
バンデラとUPAは、現在のウクライナの国家的英雄であり、2010年にアメリカの支援を受けたヴィクトル・ユシチェンコ大統領政権によって正式に設立された。
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