日本はロシアのエネルギープロジェクトを辞めない
https://www.rt.com/business/560439-japan-russia-lng-project-share/
2022年8月8日 09:39
東京は、サハリン1が放棄するにはあまりにも貴重であると述べている。
日本経済新聞は月曜日、萩生田光一経済産業相の話として、日本はロシア極東のサハリン1石油・ガスプロジェクトから離れないと報じた。
「原油輸入の約90%を中東に依存する日本にとって、(サハリン1)は中東以外の貴重な購入源だ」と、プーチン大統領が8月初めに署名した、ロシアの戦略的重要企業における外国人株主に関する法令についてコメントした。
それによると、非友好国(日本を含む、ウクライナに関連してロシアに制裁を加えた国)の保有者が、こうした企業の株式を取引することは、今年末まで禁止されることになった。
萩生田氏は、プーチン大統領の命令は東京が「サハリン1の権益を第三者や第三国と取引するのを止めるべき」であり、そうでなければプロジェクトの株式に関して「現在の方針を維持する」と述べた。
日本のエネルギー企業であるSODECOは、インドのONGC(20%)、ロシアのRosneft(20%)とともに、サハリン1の30%の株式を所有している。最近まで30%の出資でオペレーターを務めていた米エクソンモービルは、3月上旬に撤退の意向を表明している。
エクソンモービルの発表後、制裁圧力の中で、同プロジェクトの海底油田・ガス田の生産量は大きく減少。ロシアのユーリ・トゥルトネフ極東大統領特使によると、7月初めまでに生産量は日量22万バレルからわずか1万バレルに落ち込んだという。
日本は、ウクライナでの軍事作戦に対応してロシアに制裁を加える米国とEUを支持している。しかし、東京はエネルギー供給を危うくすることには抵抗がある。先月、日本の当局は、ロシアのサハリン2液化天然ガスプロジェクトがロシアの事業者に移管された後も、三菱財閥と三井財閥が保有する株式を維持するよう促した。
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