サウジアラビア、米国の石油非難に反論
https://www.rt.com/news/564132-opec-energy-weapon-saudi/
2022年10月5日 21:45
「敵対行為があるなら示せ」サウジ・エネルギー相、OPECのエネルギー兵器化よばわりに対し発言
米国がOPECを「ロシアに味方している」と非難する中、OPEC首脳は2日、エネルギーを武器化しているとの指摘を否定した。OPEC+グループは、世界市場の不確実性に対処するため、11月から減産を開始すると発表した。
「エネルギーを武器として使っているのか?」CNBCのハドリー・ギャンブル記者は、水曜日にウィーンで行われた記者会見で、サウジアラビアのエネルギー相、アブドゥルアジーズ・ビン・サルマン王子に尋ねた。
「非常に挑発的な質問だが...喜んで答えよう、ハドレー」とアブドゥルアジーズ皇太子。「好戦的な行為がどこにあるのか、私に示してください。期間限定で。」
さまざまなメディアが、OPECは日量50万から100万バレルの減産を行うのではないかと推測していたが、同組織は、世界需要の2%に相当する日量200万バレルの減産になると発表した。これは、Covid-19のロックダウンにより世界中の石油需要が暴落した2020年以来、最大の削減となる。
ホワイトハウスのカリーヌ・ジャンピエール報道官は、エアフォースワンの機内で記者団に対し、「今日の発表でOPEC+がロシアと足並みを揃えていることは明らかだ」と述べた。
ホワイトハウスはまた、ジェイク・サリバン国家安全保障顧問とブライアン・ディース国家経済会議長官の声明を発表し、ジョー・バイデン大統領は減産の「近視眼的な決定に失望した。OPECによるエネルギー価格支配を抑えるための追加の手段や権限について議会と協議する」と述べた。
OPECの決定は、EUが出荷制限を通じてロシアの石油に価格上限を課そうとする制裁を準備をしているときに行われた。この価格上限は、米国とその同盟国であるG7によって承認された。
OPEC事務総長のハイタム・アルガイス(クウェート)は、
「我々はエネルギー市場を危険にさらしているわけではない。私たちは、エネルギー市場に安全と安定を提供している。す」
CNBCの報道は、「値段は?」と口を挟んだ。
「何事にも値段はつきものだ。エネルギーの安全保障にも価格がある。」とアルガイスは答えた。
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