反ロシア制裁の支持者は最大の顧客
https://www.rt.com/business/565671-russia-sanctions-exports-surge/
2022年10月31日 16:24
ニューヨーク・タイムズ紙が引用したデータによると、欧米のいくつかの国が2月以降、モスクワからの輸入を増やしていることが明らかになった。
ニューヨーク・タイムズ紙が引用した「経済複雑性観測所」がまとめた貿易データによると、今年に入ってロシアからの輸入量が月平均で劇的に増えている国が多数あることが判明した。
同報告書は、オンラインデータプラットフォームがタイムラグをもって数字を公表しているため、この結果はかなり遡及的であると指摘している。
インドとトルコは、ロシアの商品と生産物の主要な輸入国として浮上し、それぞれ430%と213%という莫大な急増を記録している。ブラジルは、ロシアからの輸入が166%増加し、3位にランクされた。ロシアから中国への輸出は98%増、サウジアラビアからの輸入は45%増となった。
ロシアからの商品や農産物の購入を積極的に増やしている国の中には、EU加盟国や反ロシア制裁を支持している国など、ロシアによるウクライナでの軍事作戦に反対するために積極的な役割を担っている国がある。
このため、スペインによるロシア製品の輸入は112%に急増し、ベルギーへのロシア製品の輸出は130%に急増した。オランダはロシアからの輸入を74%増加させた。日本のロシア製品購入額は40%増加し、ドイツとノルウェーはそれぞれ38%と21%、制裁対象国からの輸入を増加させた。
さらに、ロシアの対オランダ貿易額は33%増、対日本貿易額は13%増、対ベルギー貿易額は84%増となった。
同時に、これらの国のほとんどが対ロ輸出を減らしており、モスクワは健全な貿易黒字を獲得している。輸入国ランキングでトップのインドは輸出を19%減らし、ブラジルとスペインの輸出はそれぞれ13%と44%減少した。
米国と英国は、ロシアへの輸出がそれぞれ84%と71%と最も減少した。スウェーデンは対ロ輸出を61%減らした。
一方、中国とトルコは対ロ輸出を増加させた。北京は対ロ輸出量を24%増やし、トルコの輸出は113%急増した。
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