2022年12月8日木曜日

ウクライナの懲罰リスト「ミロトヴォレツ」に327人の子どものデータ掲載 ユニセフに対応求める=露国連大使

https://sputniknews.jp/20221207/327-14129357.html

2022年12月7日, 13:15 (更新: 2022年12月7日, 23:54)

懲罰対象者リストを掲載したウクライナのサイト「平和維持軍(ミロトヴォレツ)」に、子ども327人の個人データが掲載されたことに関連し、ロシアは国連児童基金(ユニセフ)に対し、何らかの対応をとるよう求めている。国連安全保障会議の会合では、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使が「ユニセフはいかに対応しているのか」と問いただす場面があった。

ネベンジャ大使は、ウクライナにおける子どもの権利保護という意味で、民族主義者たちがウクライナの敵だとする人物の個人データを掲載しているウェブサイト「ミロトヴォレツ」の活動は看過できないと主張。また大使は、このような「仄めかし」によって、人々が迫害されたり、傷つけられたり、またジャーナリスト、ダリヤ・ドゥギナ氏のように殺害される可能性もあると述べた。

また、ロシアの社会団体は、この犯罪的な資料に、327人もの子どもの個人データが掲載されていることを確認し、7月の段階ですぐに国連事務総長とユニセフ事務局長に通報したと強調した上で、「我々がこの件について要請を出した後、ユニセフはいかなる措置を取ったのか、未成年者の個人データ掲載についてどう考えているのか、ウクライナ政府からの反応はあったのか」と問うた。

ウクライナ主義のサイト「平和維持軍」にはジャーナリストやドンバス地域の義勇兵、及びその他の市民の情報が記され、「売国奴」と定義されている。 

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ユニセフ 個人情報暴露のウクライナのサイトの閉鎖を求めた女児との面会を拒否

https://sputniknews.jp/20220721/12110785.html

ユニセフ 個人情報暴露のウクライナのサイトの閉鎖を求めた女児との面会を拒否
2022年7月21日, 23:09
ルガンスク人民共和国出身のファイナ・サヴェンコワさん(13)は。ウクライナ政府関連のサイト「平和維持活動隊員」に自分の個人情報が違法に収集され、掲載されていることを国際連合児童基金(ユニセフ)に訴えたにもかかわらず、面会を拒否されたことを明らかにした。
「国連事務総長とユニセフに対して、私のものだけでなく、他の子どもの個人情報も (サイトから)削除されるようお願いしたのですが、残念ながらうまくいきませんでした」
サヴェンコワさんはユニセフ側は面会を退ける代わりに自分に対して平和の大使になるよう提案してきたと語った。
「平和維持活動隊員」は2014年に当時のウクライナ内務相顧問(後の内務次官)のアントン・ゲラシェンコが開設の悪名高いサイトで、ジャーナリスト、ドネツク、ルガ ンスク両人民共和国の義勇兵他、ウクライナ政権が「祖国の裏切り者」と指定した市民の個人情報が非合法的に収集され、掲載されている。
2016年春、同サイトに個人情報が掲載されたジャーナリストらは生命の危険にさらされた。
ロシアは国連事務総長に「平和維持活動隊員」の犠牲者が成人の枠を超え、未成年児童に及んでいるとしてその閉鎖を要請している。

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