議員、米国の対ウクライナ支援監査案を否決
https://www.rt.com/news/567836-us-lawmakers-ukraine-audit/
2022年12月7日 18:09
米国のウクライナへの軍事・経済援助の監査を求める決議案が、下院で僅差で否決された。マージョリー・テイラー・グリーン下院議員(ジョージア州選出)が主導し、複数の同僚議員が支持したこの法案は、火曜日の下院外交委員会で26票対22票の差で否決された。
この監査案は下院民主党から強く反対されていた。このような監視活動は、現在進行中のロシアとの紛争でワシントンから強く支持されているウクライナに誤ったシグナルを送ることになるからだ。
「今は分裂している時ではない。NATO、EU、そして同盟国とともに歩んできたのだ。この罠にはまらないようにしよう」と、委員会の民主党トップであるグレゴリー・W・ミークス下院議員(ニューヨーク州)は討論の中で述べた。
共和党はそのような議論を否定し、この措置はキエフにメッセージを送るためではなく、アメリカ人のための透明性と説明責任に関するものだと主張した。グリーンは、下院民主党が彼女に対する「憎しみで目が曇っており」、ウクライナの監視を純粋に政治的な問題にしていると主張した。
決議案が委員会を通過することはできなかったが、共和党員の結束を示したとして、この投票結果は賛成派にとって大きな勝利だったと評価されている。グリーンは、監査動議を押し通す努力を続けることを誓い、共和党が下院で僅かながら多数を占めるようになったときに再挑戦することを約束した。
「民主党は、ウクライナの監査というアメリカ国民のための透明性にNOを突きつけたのです。しかし、我々は1月に引き継ぐ!この監査は必ず実現する!" とグリーンはツイッターに書き込んだ。
共和党はキエフへの継続的な支援に関連して、より厳しい監視の問題で何とか結束を示したが、実際に全面的に反対を表明した者はほとんどいない。グリーンは、ウクライナに数十億ドルを送ることに声高に反対してきた数少ない保守的な共和党員の一人である。
米国は、ロシアが2月末に隣国に対して軍事作戦を開始して以来、いやそれ以前から、装甲車、大砲、ロケット、無人機など、様々な重火器をウクライナに供給してきた。米国がキエフに計上した軍事・経済援助の総額は、1年足らずですでに1000億ドルを超えている。
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