2022年12月8日木曜日

キエフ市長、「黙示録的な」冬になると警告

https://www.rt.com/russia/567858-kiev-apocalyptic-winter-mayor/

2022年12月7日 21:02

ウクライナの電力網に対するロシアの攻撃が続くと、キエフに「黙示録的」なシナリオをもたらすかもしれないと、ヴィタリー・クリチコ市長は2日、ロイター通信に語ったが、当局はできる限りのことをしており、住民はまだ街を離れる必要はない、と主張した。

「キエフは電力、水、熱の供給を失うかもしれない。ハリウッド映画のように、気温が低いと家に住めなくなるという黙示録が起こるかもしれない」とクリチコは語った。「しかし、我々はそうならないように戦い、できる限りのことをやっている」と述べた。

元ボクサーの彼は、政府によって設置された「約500」の暖房ポイントは、300万人以上の都市では「無に等しい」と認めている。住民は非常用の食料と水を用意し、セントラルヒーティングが停止してもすぐに出発できるように衣服や書類を準備しておくべきだと付け加えた。

「外気温が低いまま電気の供給がない状態が続けば、残念ながら建物から水を排出せざるを得なくなるだろう」とクリチコ氏は述べた。「そうしないと、水が凍結して水道網全体が壊れ、建物は全く使えなくなってしまうからです」。

市内は20%の電力不足で済んでいるため、現時点では避難する必要はないとのこと。

キエフで人道支援を調整する米国のNGOは、攻撃が続けばウクライナの全電力網が「数週間以内に崩壊する」可能性があるとニューズウィーク誌に語った。マーシーコープスのマイケル・ヤング氏は、電力が「潜在的に数週間」停止する可能性があり、主要都市は「今後4カ月間はほとんど住めなくなる」と述べた。

ロシアは10月にウクライナのエネルギー網を狙い始めた。プーチン大統領の言葉を借りれば、「キエフがクリミア橋やエネルギー施設を含むロシアの民間インフラを挑発的に攻撃したことへの報復」である。

モスクワの国防省によると、この攻撃はキエフが軍隊や、米国とその同盟国がウクライナに流した武器や装備を戦場に鉄道で輸送する能力を低下させることを意図している。 

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