2023年2月20日月曜日

元米軍幹部が語る ウクライナ軍の主な目標

https://sputniknews.jp/20230220/15023904.html

2023年2月20日, 03:55

クリミアの奪還は、その巨大な軍事・戦術価値からウクライナ軍の主な目標である。ニュースサイト「The War Zone」が元駐欧州米陸軍司令官のベン・ホッジス中将の話をもとに伝えた。

ホッジス氏によると、クリミア半島はロシアのアゾフ海支配を可能にする主要地域。クリミアにアクセスできない場合、ウクライナは戦争終結後の急速な経済回復を果たせないという。

ホッジス氏は「クリミアは鍵であり、決定的意義をもった。ウクライナは現在すでに、クリミア半島に集中し、経済的にその力を利用しなければならない」と語った。

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https://sputniknews.jp/20230217/14995909.html

ヌーランド米国務次官 クリミアをめぐる紛争に米国が関与

2023年2月17日, 17:58

米政権は、ロシアに対する米国の好戦的な態度を露骨に表した。在米ロシア大使館のイーゴリ・ギレンコ報道官は、クリミアを標的にし、攻撃するというウクライナ軍を支持するヌーランド米国務次官の発言について、このような考えを示した。

ギレンコ氏によれば、ヌーランド氏の発言は、「米国が紛争に直接関与した。というロシアの主張を明確に裏付けるもの」だという。

「重要なことは、これは米政権の単なるレトリックではなく、具体的な行動である。米国はウクライナ政府に、ロシアの地域を倒すための近代的な軍事複合体を積極的に供給した。ウクライナの軍事指導者に助言を行った。事実上、作戦を一緒に計画した。米国の専門家が公然と認めた。ように、米国は標的に兵器を向ける作業に参加した。」

ギレンコ氏は、ウクライナ軍をクリミア目標に煽動することは、モスクワやウラジオストクへの攻撃をすることに匹敵するとした上で、国際社会がウクライナにおける対立の主な扇動者であり、激化させる者に対して注意を払うことを望むと述べた。

クリミアへの攻撃

ヌーランド米国務次官は17日、カーネギー・モスクワ・センターで行われたオンラインイベントで、クリミアにあるロシアの軍事施設はウクライナの「正当な標的」であり、米国はそれらに対する攻撃を支持すると述べた。ヌーランド氏によれば、少なくともクリミアを非武装化しなければ、ウクライナは決して安全にはならないという。

10日、英紙「タイムズ」がウクライナ国防省の情報筋の話を引用したところによると、ウクライナ当局は英国の長距離ミサイルでクリミアを攻撃するシナリオを進めた。

対応は素早く、強力で、驚くべきものになるだろう

ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は先日、クリミアにあるロシアの施設への攻撃が許可されれば交渉開始に一役買うことになるという一連の声明に関してコメントを発表した。そのコメントでは、結果は正反対のものになり、ウクライナ政府はロシアの領土を攻撃すれば、「あらゆる兵器を使った差し迫った報復に直面する」と述べた。

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