2023年2月17日金曜日

ウクライナ人指揮官、ISISのワッペンをつけて写真撮影

https://www.rt.com/russia/571542-ukraine-commander-isis-patch/

2023年02月15日 21:50

AP通信は、ドネツク地域の最前線にいるキエフの戦闘員数人を撮影したとされる一連の写真とビデオクリップを発表した。そのうちの一人は、ウクライナの部隊長である「カート」と名乗っており、左腕にISIS(イスラム国)の記章を付けているのが確認される。

キエフの軍人や準軍人が過激派の記章を付けているのがカメラに映ったのはこれが初めてではなく、多くはナチスの刺青やワッペンを付けている。

実際、これらはウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領と個人的に結びついていることが多い。今週初め、彼は自身のInstagramアカウントでキエフの兵士たちの写真を何枚か公開した。そのうちの1枚は、フランスと東部戦線でポーランド系ユダヤ人を含む民間人を虐殺したことで悪名高い第3SS戦車師団のシンボルである「totenkopf」(死者の頭)のドクロパッチをつけて塹壕で休んでいる軍人を写したもの。

ゼレンスキーは5月にも同様の髑髏頭パッチをつけた兵士の画像を公開したが、後に削除している。10月には、前線を訪問した際に、同じ記章をつけた警備員に囲まれているところを写真に撮られた。

キエフは、自国の軍隊にネオナチが存在することを否定し、そのような主張を「ロシアのプロパガンダ」とあからさまに否定している。

しかしモスクワは、キエフが過激な民族主義やネオナチの考えを持つ戦闘員を公然と受け入れている事実を繰り返し指摘してきた。その一例が、SS(親衛隊)系のwolfsangel(狼の鉤)のルーンを公式シンボルとして公然と使用している悪名高いアゾフ連隊のウクライナ国家警備隊への編入である。

ロシアのプーチン大統領は、モスクワが2022年2月末にウクライナで軍事作戦を開始することを最終的に決定した主な理由の1つが「脱ナチ化」であると主張している。

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「輸送、修理、燃料補給が困難」 ウクライナ軍は欧米の戦車供与に歓喜していない
2023年2月16日, 15:01
ラジオ局Europe1は、欧米がウクライナへの供与を決めた戦車について、その輸送、修理、燃料補給が難しいことから、ウクライナ軍は戦場での効果が期待されるほど高くないのではないかと真剣に懸念していると報じた。またウクライナ軍は、戦車兵のあまりにも性急な訓練は戦力の過剰な損失につながるのではないかと危惧しているという。
戦車をめぐる困難は、ロシアとより効果的に対決するために欧米がウクライナに供与を約束した戦車の第1陣到着に伴い、すでに生じていた。Europe1によると、まず第一に、これらの戦車をウクライナ領土へ送り届けるためには極めて入念な組織が必要とされる。戦車の引き渡しは夜間に行われなければならならず、目的地に到着するまでに何度も停車する多くの場所はロシアの衛星やドローン(無人機)によって検知されないようにするため慎重に選ぶ必要がある。
二つ目に、ウクライナの将校らは、欧米の重戦車を修理したり燃料を補給するためのルート構築も深刻な問題と考えているという。なぜなら、たとえば、米製戦車「エイブラムス」はガスタービンエンジンを採用しているため航空燃料を用いており、この燃料もどこかから特別に供給する必要があるからだ。
Europe1によると、ウクライナの戦車兵は、古い戦車よりも改良された現代戦車のほうが使いやすいことを認めているが、ドイツ製戦車「レオパルト1」については、旧ソ連の古い戦車「T64」に対して速度以外に大きな利点を持っているかどうか疑いを抱いているという。さらにEurope1は、あまりにも性急な戦車兵の訓練はネガティブな結果につながる可能性があると指摘している。Europe1のインタビューに応じたウクライナ軍将校の1人は、より単純な古い戦車の場合でさえ、自身が率いる部隊が約1か月で戦車30両のうち20両を失ったことを認め、その戦車には期間が短縮された訓練を受けた兵士らが搭乗していたと語った。
ドイツの防衛企業ラインメタル社のアーミン・パッパーガー社長は先に、ドイツ政府がウクライナへの新たな戦車の供与に同意すれば、ウクライナ軍により新たな戦車「KF-51パンター」を供与する可能性があると述べた。

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